ピストロくん (2015.08.09)

電子レンジが壊れた。妻が高温になるものを連続でやっていたため、電源回路が溶けたか?

現代は電子レンジが無くては生活できない。今日は日曜日で、毎日11時〜12時帰宅の私は平日に購入はできないし、妻にこの手の買い物も難しい。仕方なく、ざっとインターネットで今の流行りを見た後、疲れた身体に鞭打ち、購入に走る。

最初はKS電気さん。いろいろ説明を聞く。なんとなく、シャープのヘルシオ、パナのビストロ、東芝の石窯かなぁ、というイメージを抱いて電気屋に行ったが、やはりそんなところか。正直、それまでは「温め」主体。というか、壊れた電子レンジは調べたら20年前に購入だったのでたいした機能は無い。ターンテーブルという回るやつ。うちの子供は、電子レンジとは回るもの、と思っている。コンビニで長方形でちょっと大きめの弁当を買うと、ひっかかってターンテーブルは回るが弁当は回らないというやつ。それを使っていた我が家にとっては、今の電子レンジは夢の家電。

結局、別に健康的な生活をしたいわけでもないし、石窯でクッキー等の焼き物をガンガン作りたいわけではない。無難なところ、ということでビストロに落ち着いた。さて、値段。別に悪くはない。店員さんも精いっぱい、頑張ってくれたとは思うが、やはり相見積もりは必須である。ちょっと考えます、と言って、我が家の隣にあるKJM電気にも行ってみた。

色は本当は白と赤の2色あるのだが、どちらの店も赤しかない。数日など待てないので、赤で妥協。さて、値段交渉。ななななんと、KSより2万円も安い。それに壊れた電子レンジも無料で引き取ってくれるとのこと(市に依頼すると、粗大ゴミでは出せないので1,000円かかるし、手続きも面倒)。決まりである。KS電気さんには申し訳ないが、前回、もっと高い冷蔵庫を買ってあげたし掃除機も買ってあげたので今回は我慢してほしい。私にとっては、KS電気はまだデフォルトの電気屋さんなんだからね。

巨大な箱を車に積み込み自宅に台車で搬入。直ちに壊れた電子レンジを車に積んでKJM電気に持ち込む。購入した電子レンジと比べて、なんと小さく、機能が貧弱なことか。でも、20年、ありがとう。よく頑張ってくれた。もう値段はわからないけど、おそらく5万円くらいで買ったものであろう。機能が単純なだけに、こんなにもつのかなぁ。

自宅に帰ってビストロを設置。最初にこれで作ったのはアメリカ帰りのマルちゃんの焼きそば。作り方を見ると1000Wで4分と書いてある。それまで使っていた壊れた電子レンジは500Wのみであった。ビストロはワットの選択ができる。しかし800Wまで。さすがアメリカである。資源をじゃぶじゃぶ使う国である。まぁ、たいしたことはないであろう、ということで、焼きそばを5つ、800Wで作成。作成と言っても、結局は水を適量注いでそれを電子レンジでお湯にして麺をふやかす、というだけである。


翌日から、我が家ではビストロはビストロくんと呼ばれるようになった。