大観峰

黒部湖駅から大観峰(だいかんぼう)へは、まずは黒部平までの黒部ケーブルカーに乗ります。このケーブルカーは全線トンネルですから、景色は関係ありません。ただ、子供の場合は先頭もしくは最後尾に乗ったほうがおもしろいでしょう。

出発の時には、かならず礼をしたり、手を振ってくれます。

あとはひたすらトンネルの中を進むだけ。

ネーブルカー内部も、特に変わったところはありません。

乗り込む際はそんな余裕は無いので撮影できませんでしたが、外観はこんな感じです。

黒部平につくと、すぐに次の立山ロープウェイの改札口に並んだほうがよかったのですが (ロープウェイ内のポジショニングのため)、そこまで頭が回らず黒部平の展望台。ここからの景色もなかなかのものです。



景色を堪能したら、次は大観峰までのロープウェイに乗ります。ロープウェイも出発の時には駅員さんが礼をしてくれます。

ここのロープウェイは途中、支柱が一本もありません。両端をロープでつないでいるだけ。

途中の地盤が弱いので支柱を建てることができないからだそうです。このロープウェイに乗る場合は、下のほうに陣取りましょう。改札に並ぶ時、もし列の後ろになった場合、時間的余裕があれば次発に乗ってでも場所取りをしたほうがいいと思います。とにかく景色が素晴らしい。今回はそこまで頭が働かきませんでしたが、登る際はまだそんなに込んではいませんでしたので、まぁまぁ、景色を楽しむことができましたが、身長が無い子供のためには頑張っていい場所を確保してあげたほうがいと思います。

大観峰駅にはテラスがあり、ここからの景色が素晴らしいです。我々が行ったときはいっしょにロープウェイに乗ってきた人はそのままトロリーバスで室堂に向かったようで、テラスでゆっくり時間をかけて楽しむことができました。



こういう場合、パノラマ写真を撮影できればいいのですが、テラスにはこういう山が見える、というパネルがあります。今日はこれがまるまる見ることができました。




テラスは日差しが強かったのですが風が心地よく、ずっとしばらくここにいたい気分でしたが、先週の美ヶ原での強風のトラウマか、ちょっと黒い雲が流れてくると娘は「お父さん、まずいよ、下に降りようよー」と何度も何度も私に訴えかけてします。そのうち根負けして、下山と相成りました。

黒部ダムまで降りてきて昼食。ここに来たら食べるものは1つしかありません。そう、ダムカレーです。まぁ、単にご飯がアーチ型になっているだけなのですけどね。

さて、乗るものに乗っているだけなのであんまり疲れないはずですが、思いのほか暑かったということと、2つのスタンプラリーの疲れで結構、バテバテ気味になってきました。それぞれ別々のスタンプが別々の場所に置かれており、かつ、それとは無関係な単なる記念スタンプも置かれていたりで、あっちに行ったりこっちに行ったりで、おそらくこのスタンプのために1時間以上、歩き回り時間を使っていることでしょう。




最後に扇沢まで降りてきたときにはまだ2時なのですが、すでに体力の限界。まだ今日は半日も残っているのに、2時半でホテルに戻り休憩。そして風呂に入り、そのまま夕食へと。最初、2泊目は別のホテルにしようかなぁ、1,2時間も車で走ればいいようなところを物色していたのですが、面倒くさくなって同じホテルに連泊することになりました。結果的にはこの選択は正しかったわけです。もはや1時間運転して他のホテルに移動などということは体力的に不可能な状況でした。