今日で6月も終わり

さて、今日で6月も終わり。早いもので、今年も半分が終わりです。
恒例の、この3ヶ月で読んだ本。

ちょうど30冊ですか。最期の2冊はIT本で本来であれば除くべきですが、読み物のように完読したIT本なので入れておきました。相変わらず「石田衣良」本が多いのですが、そろそろBOOKOFF で入手可能なものがなくなってきたので、そろそろ終わりでしょう。「川上弘美」本は石田衣良さんからのご紹介です。と言っても、当人からface-to-faceで紹介されたわけではなく、彼の本の中に川上弘美の短編はいい、と何度か出てきたので読んでみました。ただ、辛かったなぁ。3冊読みましたので慣れては来ましたが、正直、最初は戸惑いました。例えば「蛇を踏む」という短編ですが (芥川賞受賞)「ミドリ公園に行く途中で、蛇を踏んでしまった」、「消える」という作品では「このごろずいぶんよく消える」で始まる。最初、なんだこいつ!という感じを受けてしまう。この手の短編をどんどん無理をして読み進めていくうちに、だんだん慣れてきます。少しずつ、面白さがわかってはくるものの、やはりつらい。満員の通勤電車で読むのは、ちと酷です。

ほとんど読んでしまったので佐々さんの作品はもうあまり読むことは無いと思うので、佐々さんの作品の中によく登場する後藤田五訓を書いておきます。忘れないように。(後藤田とは後藤田正晴官房長官のことです)


一.出身がどの省庁であれ、省益を忘れ、国益を想え
二.悪い本当の事実を報告せよ
三.勇気を以って意見具申せよ
四.自分の仕事でないと言うなかれ
五.決定が下ったら従い、命令は実行せよ