Raspberry Piとの闘い

$35というRaspberry Piですが、限られているインタフェース等の制限から、結構たいへんということがわかりました。まず、$35といっても足回りを揃えるとどんどん、お金が飛んでいきます。ストレージとなるSDカード、手持ちのモニタはVGAインタフェースだけだったのでHDMI-VGAコンバータとVGAケーブル、USBデバイスをつなげるためにはセルフパワーのUSBハブ、USB ACアダプタ(これはiPad用でOK)とUSB-MicroUSBケーブル、無線LAN用のWi-Fiアダプタ、USBキーボード等。ちゃんと計算していませんが、かれこれ1万円にはなっていることでしょう。

道具を揃えたところで、単純には行きません。最初の関門はUSB ACアダプタでしょうか。起動のためには1A以上必要なので、そのようなUSB ACアダプタが必要です。私の場合は、モニタがVGAしかないので仮に Rasbian がブートしたとしても単純にモニタに表示されませんでした。したがって、モニタの問題で表示されていないのか、そもそもパワーが足りなくてブートしていないのかがわかりませんでした。パワーが足りていない場合はLEDが光りません。十分なパワーの場合はLEDが光りますので、まずはこれで区別ができると思います。

次にモニタ。HDMI-VGAコンバータAMAZONで購入しましたが、カスタマーレビューを読み、こうすると Ras1bian のブート状況が表示された、とわかって購入。ある程度、大丈夫、とが思っていましたが、結局はコンフィグファイル config.txt を書き換えることとなりました (NOOBSではなくRasbianを使用)。

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hdmi_safe=1

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hdmi_drive=2

私の環境ではこの2行だけの修正で表示されました。

さて、ここまで来たので、次はネットワーク環境、特に無線LAN環境の構築です。