雛人形

この時期、いつも近所のホテルに娘といっしょに行って、雛人形を見てきます。娘は別に欲しいとも何とも思わない人なのでいいのですが、親としては、せめて本物を見せてあげたいと思っています。去年は確か 3/4 に見に来たので片付けられてしまった後でした。今年は抜かりなきように、今日、見に来ました。

いつもは七段飾りくらいある大きなものなのに、今年はこじんまりしています。それはそれでいいのですけど、なんか物足りません。

私の勤務先の近くに伊勢丹新宿店があるのですが、そこの7Fあたりに今の時期、とってもとっても高価な雛人形がおいてあります (売り物として)。こんなの、誰が買うんだろう、と思って見ているのですが、お金持ちそうなおじいちゃん、おばあちゃん、そしてその孫の母親と思しき3名で、購入しようとしているところをよく見かけます。お金持っている人は持っているんだなぁ、といつも感心するやら、呆れるやら。買うお金が仮にあったにしても、それを置く場所、そして保管する場所も必要ですから、いくら娘や孫が可愛いといっても、本当にお金持ちしか買えないと思います。もっとも、平日でも伊勢丹新宿店の高そうなレストランはどの店もいつも行列ができていますし (サラリーマンのお父さん連中は当然ながら並んではいません。500円硬貨を握りしめて牛丼屋にでも行っているのでしょう。)、伊勢丹のタクシー乗り場からタクシーに乗る人もたくさんいますから、私の知らない世界に住んでいる人たちはたくさんいるのでしょう。