木登り

昨日のTDLの疲れのため、私は10時に起床。しかし子供はとっくに起きて騒いでいる。子どもとは凄いものです。

娘がまた寝ている私のところにやってきて、「お父さん、今日はお休み?」と聞く。もう10時なのだから休みに決まっているだろう、と言いたいところですが幼稚園の娘にはまだよくわかっていません。「休みだよ」と言うと、「 (近所の) 公園に行こう」と言う。「なんで?」と聞くと、「木登り、一人でできるようになったよ」、と言う。

東京では23区外とはいえそれでも東京。子供が木登りというのも何ですが、近所(歩いて5分)のところにある桜の木々には木登りに適当なものが数本、あります。その1本に一人で登れるようになったので見てほしい、と言うことのようです。まだ眠いので「午後になったらねー」と言うと、「午後ってお昼ごはんの後?」と聞く。「そう」と答えると「じゃあ、何時?」と容赦なくぐいぐい追い込んでくる。「1時」と答えたものの、あっという間に1時。しょうがなく、娘と二人で目的に公園に行きました。

目的の桜の木にするすると登り「ここが2階だよ」と言う。さらにもう一登り可能で「ここが3階」。うちはどちらかというと放任主義なので、幼稚園の娘が一人で外に出て行っても止めることはありません。一人で、と言っても、そこにはお兄ちゃんの友達がいるからです (娘の友達はいません。皆、親付きでないと外に出さないため)。したがって娘は小学校6年や4年の(だいたいは)お兄ちゃんといっしょに遊んでいます (最近は4年が多い)。木登りもいっしょにやって覚えたのでしょう。

確かに、昨今の状況では危ないといえば危ないのですが、一人で勝手に出て行くことを止めることはできませんし、逆にお兄ちゃんの友達みんなに顔を覚えてもらうことでプラスの面もあると思っています。おそらくお兄ちゃんが通っている小学校のかなりの生徒や先生は、娘のことを知っていることでしょう。

それにしても、するすると登るなぁ。ボルダリングでもやらせようかなぁ。それとも登山で有名な立川女子高校に入れようかなぁ (幼稚園の副園長先生が立川女子高校の登山部出身で、海外にも行っているので、いろいろ、教えてくれることでしょう)。