恐怖の雪道

金曜日の夜に出発してまた山形に。非常に強い寒波到来で、かなりビビりながら (と言うより恐怖) の雪道体験。東北道を北に向かうと、電光掲示板で会津近辺がかなり大変、という感じの案内。山形方面は出ていないので (冬は当たり前のすべり止め必要程度) 大丈夫と思っていたらとんでもない。笹谷峠付近は除雪をしていないので路面が無くなり非常に怖い。その昔、この山形道でスピンさせ雪の壁に激突させたことがある私にとっては魔の場所 (雪の壁があったから命拾いしましたが、無かったら谷底転落だったのかなぁ?)。長いトラックが身動きできなくなったのか、作業員総出で何やら作業をしている場所もあったり。しかし、雪がひどく前もあまり見えない状況なので、横を見て事故の状況を確認する余裕もありません。50km くらいでのろのろ走る横を、地元のトラックなのか雪煙を蹴散らして通り抜けていく。やっと前方についていける車を発見し、その後ろについてなんとか奥羽山脈を横断して山形に。しかし、ここも雪がひどい。また、目標にする車を見つけてついていったらこいつは 30km くらいの超ノロノロ。いくらなんでもそれは慎重すぎるだろうと思ったら横浜ナンバーだった。

さて翌日、山形での用事を終えて2時頃に出発。昼なのに雪と雲でかなり暗い。それでも、行きと同じ道を帰れば山形道だけが難所なのに、多分、昼だから大丈夫じゃないかといつもの新潟経由で帰ったのが甘かった。山形と新潟の県境がものすごかった。こちらは頻繁に除雪車が行き交っているのですが、まったく除雪が追いつかない状況。スタッドレスタイヤといえどもこの雪じゃあ、つらい。後輪が左右に横滑りしたりし、まったく息を抜けない。山形 (米沢) から新潟 (村上) に抜ける一般道は3つの道の駅があり、適度な間隔に出てくるので私は大好きな道ですが、雪道はやはり危険。ちなみにこれは小国の道の駅。


できるだけ明るいうちに少しでも東京に近い方に移動したほうがいいのですが、今日はもう夕方でも夜のような状況なので、また、道の駅関川で足湯に使って玉こんにゃくを食べました (今回は次男を連れて行ったので二人で)。

なんとか新潟に抜けて北陸道に入ったら、横からの強風とみぞれ。ここでも息が抜けない。そして長岡から関越道に入ったらここは本降りの雪。といっても山形ほどではなく、黒い路面もなんとか見えていたのですが、油断すると2車線の真ん中を走っていたり (夜間でこの雪では交通量がほとんど無かったので、特に事故るというほどの危険な状況ではありませんが)。新潟から群馬に抜けてしばらく走ると雪はほとんど無くなり、快適な運転状況。最近はもうこういう言い方はしませんが、冬の表日本と裏日本の違いをまざまざと見せつけられました。2時に山形を出発して自宅に到着したのは11時。

そして今日の東京はいい天気。我が家のベランダではひなたぼっこできるほど。これに慣れてしまうと、もう雪国には住めないかなぁ、などと考えてしまいました。