うちのお嬢

土日など、私が家にいる時は娘は私とお風呂に入ります。他の人は絶対に入りません。そして何か遊びをやります。最近はしりとりがお気に入り。ここ数ヶ月、お風呂に入ると毎回、しりとり。いい加減疲れますが、そこは我慢我慢我慢。

昨日のお風呂もしりとり。


娘:た、た、た・・・ (と、考えて)、たんぼ!
(と、自信たっぷりで言った後で)
娘:「たんぼ」って何?
私:えっ?知らないで言ったの?
娘:そう。だって、何かの本に載ってたから、なんかわからないけど言ってみた。

(たんぼの説明をした後で、しりとり再開)

娘:パ、パ、パ・・・、パリ!
私:へー、パリを知ってんだ?
娘:パリって何?
私:えっ?知らないで言ったの?
娘:そう。だって、S(兄)とのしりとりでSが言ってたから、何かわからないけど言ってみたの。

(パリの説明をした後で、しりとり再開)

娘:し、し、し・・・(出てこない)
娘:ヒント! (をちょうだい)
私:毎日、来るもの。(「しんぶんし」です)
娘:(どうやら、しんぶん、は思いついた模様) それだとだめじゃん。「ん」で終わるよ。
私:その後ろに何かをつけるんだよ。
娘:(思いつかないようで) ヒント!
私:「し」
娘:だからそれで始まるものをやってんでしょ!(怒)
私:だから、後ろにつけるのが「し」。
娘:えっ?えーっと・・・ (と考えたが出てこないようで、路線を変更したのか)
娘:しまうま!
私:えっ?毎日は来ないでしょ (一日だけであっても、玄関先に来ていたら怖い)。

(そのうち、飽きてきたらしく、お風呂の中のガラスにお絵かき)

娘:これなーんだ
私:イチゴ
娘:正解!

(また別のものを描き)

娘:これなーんだ
私:リンゴ
娘:正解!でも、何か足りないでしょ。わかるかなー?
私:わかった。木とつながっていたジクがついていない。
娘:正解!描いてみな。
私:(描いてみる)


私:どう?
娘:ぜんぜん違う。
私:えっ?どうして?
娘:じゃ、描いてみるね。


私:ほとんど同じじゃないの?
娘:ぜんぜん、違う!(怒)
私:はい・・・

(その後も、娘はいろんな果物を描いては、これなーんだ、を続ける)

娘:じゃ、これー。丸にブツブツだよ。これはなんでしょー?


私:ナシ。
娘:ブー。はずれ〜。じゃがいもでしたー。
私:えっ?果物やってたんじゃないの?
娘:いいの!変わったの!(怒)
私:はい・・・

(やっとのことで、しりとりを終え、娘をお風呂から出す)

私:寒いから、ちゃんとタオルでふいといてね。
娘:はーい。(と言って、すっぽんぽんのまま、アダモちゃん踊りをしてリビングに出て行く)

そして私が風呂から出て、娘を確認すると相変わらずすっぽんぽん。夏の場合は、そのまま二人でベランダに出て、二人で外の景色を見ながら何かを飲むというのが習慣でしたが、もうそんな季節でもありません。急いで娘をふいてあげて、ドライヤーで髪を乾かして服を着せる、というところまでが私の仕事。

そして朝は朝で仕事があります。娘は私といっしょに寝ますが、娘が目を覚ましたときに私が隣にいないと大変。たいてい、そのような時は私は別の部屋にいます。


娘:おとーさーん。(と叫ぶ)
妻:A子が呼んでいる〜。(と、私に叫ぶ)
私:(いつものことなので、しょーがねーなー、と、娘が寝ているとこに行き、娘の隣に寝る)
(そして、なだめすかして、娘の機嫌をとる)

これが毎朝の恒例儀式。土日だけではなく平日もそうなので、朝、急いで出勤しないといけない場合は大変。

さらに今朝のようなこともある。


娘:じゃ、しりとりだよ。
私:えっ?今からやるの?
娘:やるの! (怒)
次男:じゃ、俺もやぁ〜ろぉ〜。(と、私と娘の布団に入ってくる)
娘:なんで、来るんだよ! (と、バトルが始まる。バトルが収まり、しりとり開始)

ということで、娘に呼ばれて起きるまで30分以上、経過。


次男:いち、ぬ〜けた!(と言って、布団から出て行く)
娘:に、ぬ〜けた!(と言って、布団から出て行く)
私:(疲れたのでそのまま寝ようと思ったら)
妻:いつまで寝てんだよ!(怒)

こんな日々がいつまで続くのだろう・・・
プリンセスもいつの間にか、女王様になってしまったようです。
最近、私は娘を「お嬢」と呼ぶようになりました。