インド出張4日目

4日目です。今日でインドともお別れ。と言っても飛行機は夜の11時なので、フルで1日、インドということになります。

今朝のハイデラバードは晴れ。昨日は昼間、軽くシャワーがありましたが今日は一日、大丈夫そうです。

朝ごはんはこんな感じ。基本、同じです (そもそも品数が少ないので)。

ヨーグルトは結局、プレーンにしました。どうやら他は皆、ベースはヨーグルトかもしれませんが私が考えているヨーグルトとは別の食べ物になっているようです。

毎朝、コーヒーは飲むか、と聞かれて YES と答えると、Sugar は?と聞かれるので Milk でいいと、と答えるとカフェオレとなって出てきます。もっともその前に、何度も Sugar 無しでいいのか?と確認されます。インド人は甘いものが大好きなので、Sugar 無しはありえないのかな?ちなみに上のカフェオレは Milk Coffee と言っても通じると思います。なお、Sugar はシュガーで通じますが、パートナー会社の tea boy はスガーです。Hinglishはそのまんま読みが多いのです。July はジュリ、Serverは(人によりますが)セルベル、down はドーゥン。慣れればわかってきますが、わからない場合は (そんなことやっていられませんが) まず、ローマ字記法でアルファベットにすると、わかる場合があります。

ホテル前の rock ともお別れ。ハイデラバードは大岩の都市で、あちこちにこんな怪しい大岩がごろごろしています。

Hyderabad Times ともお別れ。といっても毎朝、何も読んでいません。お姉さんのファッションのページ(?)を眺める程度です。

さて、昨晩一度行ったパッキングですが、この後、パートナー会社からの突然のプレゼントが予想されるため、考えを変えて最大のブッダ像をスーツケースに入れ、ガネーシャは機内持ち込みのバッグに変更。木彫のブッダ像がかなり気にはなりましたが、Hyderabad Times、日本から持ち込んだ読売新聞、そして荷造り用に日本から持ち込だサランラップで固めました。がんばってください。

お昼ごはんは BBQ。といっても外で食べるわけではありません。日本で言うと、すでに焼いた肉を持ってきて、自分の目の前で更に焼いて食べる焼肉屋、という感じでしょうか。

写真の上の部分で焼いています。

とにかく、ビーフ、チキン、エビなどを次から次へと平らげていきます。

どこのお店もそうですが、最初はスターターと言ってどんどん更に盛られていくいろいろなものを食べ (このBBQの店ではそれに加えて、目の前で焼いているものを自分で取っていく)、それが終わったところでバフェットスタイルに移行、というのが通常のパターンです (スターターをストップするのは客側。それまでどれだけ食べてもいいのかは不明ですが、日本的な感覚では標準スターターの3倍くらいは食べています)。ただ、このスターターも半端ではない量。次のステージが待ち構えている、ということを知らずにどんどん食べると恐ろしいことになります。もちろん、バフェットも必ず食べないといけないというものではないのですが、見てしまうとモッタイナイ精神を持つ日本人としては食べたくなるもの。無理して食べると、さすがにゲロは吐かないものの動けない状態になります。ところがインド人は、スターターを大量に食べた後、更に大皿にてんこ盛りの食べ物を持ってきてそれを平らげ (それも数回)、更にまた最後のスイーツをこれもてんこ盛りに持ってきます。同じ人間なのに、生まれた国でなぜ、ここまで違うのか理解できません。今回はアイスクリームくらい食べるか、と立ち上がってそこのコーナーに行ったところ、「鈴木さん、こいつはうまいぜ。食べなよ。」と、私が嫌いで絶対に食べないあるスイーツ(でもインド人は大好き)をてんこ盛りにして持ってきてくれました。それだけ食べていると味が変わらないので口直しに少しアイスクリームを取ろうとすると、「鈴木さん、俺が取ってやるぜ」と、またてんこ盛りにアイスクリームをすくってくれました。本当にありがたいことです。涙が出ました。食べた後は、ちょっと激しい運動をすると口から出そうな状況なので、安静を保てる姿勢でなんとかがんばりました。

これで今回のインドでの修行も終わりです。やっと帰ることが出来ます。レストランからの帰り道、大量の野良牛に行く手を阻まれて車が立ち往生してしまいましたが、神様がよくがんばったね、と祝福のプレゼントしてくれたのかもしれません。

さて、夕方の時間帯ですでに日本は夜なので、もういいだろうということで今回の出張のレポートをメールで提出。これで今回の出張は終わり。あとは帰国するだけ。

予想通り、これを持って行けとプレゼントをくれました。今回は立方体ではなく平面 (でも重ねると立方体になる) の布系のもの。布系も数が多いと結構重いのですが、平たいので残ったバッグのスペースには入れやすい形です。しかし、私はこれをどうすればいいのだろうか?

空港に行っても暇ですが早く一人の孤独に浸りたいので空港に向かいます。空港には7時半ころに到着。出発階入り口を入りカウンターはどこだろうと探していたら係員に呼び止められました。Silk Air は?と聞いたらこっちじゃない、あっち、と指を指されたのは国内便のゲートのほう。あれっと思ったのですが、言われたとおりにそちらに向かいます。過去、数回同じ便で帰っているので Silk Air のカウンターの場所はわかっています。したがってやはり私の知っている SILK Air のカウンターに向かいますが、まだ出ていません。そうだよな、まだ3時間以上あるからな、ということで待合場所のいすでしばし休憩。するとなにやらとある一画が怪しい雰囲気。マシンガン(と私が勝手に思い込んでいるだけ)を持った警護の軍人さんが集まっています。そのうち、警察犬っぽくはないプードルのような警察犬も登場。どうやら、置き去りにされている荷物が怪しい、ということで調べている模様。犬にくんくんと臭いの嗅がせたり、爆発物でもないかとなにやら機械で調べ始めたり。とはいえ、よほど近くのお客さんは離れてください、という感じですが結構近くにはたくさんの人がいます。皆、軍人さんの存在を気にしている様子もありません。私も10mくらい離れたところからことの成り行きを見ていますが、次の状況に進む気配もなく、軍人さんもあまり緊迫した様子もなく、空港係員のお姉さまは警察犬をなでたりしています。私もそのうち飽きて、またSilkAirのカウンター探し。


結局、こっちだ、と教えてくれた所にありました。国内便のセキュリティゲートのほうです。以前は隅っこをちょっとお借りしています、という感じでしたが、今は堂々とたくさんのカウンターを使っています。Silk Air の存在感が向上したのかなぁ。

さて次は出国審査。一回やるとわかるのですが、慣れないとちょっと面倒。出国審査に続いてセキュリティーチェック。それを終えると晴れて出国の身の上。ただそこまでたどり着いてもまだ3時間もあります。たいして見るところも無いのですがうろうろしていると、「ヘイ!ヘイ!お前だよ!探したよー」って感じでやってきた外人のおっさんがいました。う〜ん、ハイデラバードでそんなに親しげに呼びかける人がいるとも思えないので物売りかと思ったのですがそうではなく、出国審査の行列でボールペンを貸してあげたおっさんでした。順番が来てしまったのでボールペンは見捨てて先に進んだのですが、彼はずっと私を探し回っていたようです。ガイジンにも律儀な人がいるようです。私は完全に忘れていました。

さて、そうこうするうちにボーディングの時間。今日はこれでおしまい