今日で6月も終わり

今日で6月も終わり。昨日の夜は、もうこれを逃すと終わりかな、と思ったので玉川上水の蛍を見に行きましたが、さっぱりでした。1,2匹、遠くで光っているところはなんとか見ることはできましたが、それだけ。時期が悪い、というよりは、そもそも今年は不作のようです。やはりうちの家族のように蛍を見に来ていた家族と何組かすれ違いましたが、皆、今年はさっぱりだね〜、という感じのことを言っていました。自然は動物園のようにはいかない、行けば必ず見ることができるわけではない、ということを子供が理解してくれただけでもよかったと思うしかありません。

さて、恒例のこの3ヶ月で読んだ本。

源氏物語を4月に読み終えてしばらく読書は勘弁、という状況でした。その後、数週間、何も読まない時期が発生したのですが、やはり長い通勤時間をもてあまし読書再開。だいたいは文庫、新書のビジネス本中心。そこに絞って本を探した、というよりも、たとえば日経なんとか文庫の本を1冊読むと、本屋さん (実際はブックオフ) で同じ並びの本を探すことになるので、必然的に同じような本が続くことになります。

この中で面白かったのは「グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた」と「イヤならやめろ!」ですかね。「イヤならやめろ!」はかなり前の本で、書店に並んだ時にその書名が気になったという記憶があります。この年齢になって読む本ではないと思うのですが、仮に私が若い頃に読んでもピンとこなかったのだろう、と思います (あくまでも私の場合が、ですが)。今だからそうだなー、とわかることって多々あると思うのです。それがどんぴしゃのタイミングでわかる人と、後になってからわかる人とでは大きな違いがあるのでしょう。

「グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた」は、グーグルという名前は入っているにしても実際は「ソニー」本ですね。グーグルやソニーの足元にも及ばないのでおこがましいことはなはだしいのですが、同じ業界にいる人間として「わかるわかる」という箇所が随所にありました。それとともに、無茶なことでもまかせてくれる会社っていいなぁ、と思いました。