いつもながらすごい娘だ

小6の長男が参考書(問題集)が欲しい、というので、車でちょっと大き目の本屋さんに連れて行きました。次男と娘もいっしょに。
長男が本を選んでると、なぜか娘も本を選んでいます。そして小1の夏休みの復習なる問題集を持ってきて、「これを借りる」と言います。自宅の近所にちょっと有名な新幹線図書館があり、そこでよく妻といっしょに本を借りているのでそういう発言になったのでしょう。
「ここは図書館じゃなく本屋さんだから、返すことはできないんだよ。買わないといけないんだよ。」と言うと、「じゃ、買う」と言う。「だってこれ、1年生が夏休みにやるものだよ。A子はまだ幼稚園だからちがうよ。」と言うと、「だってもう、1年生の勉強しているもん。できるよ。」と言う。
確かに、すでにお兄ちゃんの教科書で自習(?)をしている幼稚園年長の娘なので、自分はもう1年生のつもりなのでしょう。なんたって、幼稚園で、今年の七夕の短冊に書いたお願い事は「かんじがじょうずにかけますように」だからなぁ。
しかたないので買ってあげたら、早速今晩から勉強開始。問題集なので誰かが採点しなければいけないのですが、その役目は小6の長男が担当。さんすう1日分とこくご1日分ができたところで、娘は早速お兄ちゃんのところに持っていって採点をしてもらったところ、大泣きで戻ってきました。「どうした?」と聞いても大泣きで応えてくれません。採点結果を見ると、さんすうで1つ、間違いがありました。「お兄ちゃんに何か言われたの?」と訊くと、違うと首をふります。「間違ったのが悔しかったの?」と訊くと、こっくりうなづきます。
いつもこいつはすごい娘だと思っていましたが、こりゃ、大物になるかな?やっぱり、悔しくて泣くくらいじゃないとね。
その後、娘はどうしてもわからない問題を私から説明してもらい、解答をしなおしてまた、お兄ちゃんのところに採点をしてもらいに行っていました。もしかしたら、夏休みの復習の問題集は、夏休みに入る前に終えてしまうかもしれません。次男にもちょっと、見習ってほしいなぁ。