煙霧

今日は子供三人を引き連れてお台場のほうにある日本科学未来館に行ってきました (妻は子ども会の役員の打ち合わせで欠席)。これは長男からのリクエスト。学校のイベントで行ったのですが面白かったのでもう一回行ってみたい、ということ。私も行ったことがありませんし、いい天気のようですし、それにプラネタリウムメガスター II もあることですし、ちょっと遠いけど、まぁ、いいか、ということで自宅を7時過ぎに出発。本当はそんなに早くなくてもいいのですが、都心までの中央線をずっと立っていくのも面倒、ということで三鷹総武線に乗り換えたり、ゆりかもめも先頭に座らせてあげたいので新橋ではなく豊洲から乗ったりという具合に少々、時間がかかるコース取りをするため、早めに自宅を出たわけです。
ゆりかもめは作戦通り、豊洲はガラガラ。なんなく先頭を陣取ることができました (土日だけではなく平日もそうですね)。

未来館ではまず人気のプラネタリウム (メガスターII) の整理券をゲットして、最初の1時間はふらふらと。そこで気がつきました。日本科学未来館は決して子供向きではない、ということ。正直、大人でも難しいし、展示品を理解できません。まぁ、これが楽々理解できたらエリートコースをたどるのかもしれませんけどね。実際、長男も「あれっ?」という感じ。前、学校のイベントで来たときは楽しかったんだけど、さて、家族で来て時間に縛られずにさぁ、ご自由にどうぞ、とやられてしまうとどうしていいのかわからないご様子。結局、日本科学未来館が楽しかったというよりは、友達と来たのが楽しかったのでしょう。仕方ないので、プラネタリウムが始まるまでは日本科学未来館のシンボル的存在である Geo-Cosmos を見たり、その近所をふらふらしたり。

プラネタリウムはなかなか面白かった。これは大人だから言えることかもしれませんが、子供も小学校の4,5年レベルであれば結構楽しめるのではないかと思います。メガスター II も素晴らしい。じゃあ、ということで、今度はメガスター II の上位レベルも見てみたいですね。私としては ASIMO も見たかったのですが、1回目はプラネタリウムと同じ時間帯で駄目、しからば二回目のときに、と思っていたのですが、子供はもういっぱいいっぱいのようで疲れてしまい、1時過ぎにはもういい、と言いだしたため、仕方なく日本科学未来館を出ました。ただ、すぐには帰りたくは無い、というので、近所のガンダム見学に。

う〜ん、でかい!私はガンダムには一切興味はないので (それよりも前の世代かな?)、さらっと見ただけ。子供もでかい!というだけでそれ以上の感動も浮かばない。ということで、後はお台場のほうにふらふら歩いて行き、後は帰ろうと思っていました。

アクアシティの前の貧相な自由の女神の近くで海を見た後、アクアシティに入ってソフトクリームを食べ、いざ、帰ろうと外に出たらものすごく暗い。あれっと思ったのですが雨は降っていない。10分前までは向かいの本土(?)もしっかり見えていたし、私は確認できませんでしたが長男と次男は新幹線も見えた、というくらいの視界のよさだったわけですが、本土はまったく見えない。レインボーブリッジも見えない。最初は黄砂だと思ったのですが、自宅に帰ってそうではなく煙霧というものだと知りました。この年まで、そんなものがあることすら知りませんでした。実はソフトクリームを食べた後、自宅の妻に電話してこれから帰る、と言ったところ、そっちは大丈夫か?と聞かれました。何が大丈夫?と聞き返すと、こっちは外はまったく見えないぞ、と言ってます。えっ?いや、こっちはいい天気だよ、と応えたものの、その数分後に外に出たら、確かに何も見えません。帰宅してインターネットでニュースを見ると「都心は云々」とでていましたが、立川、昭島方面も同タイミングであのような現象になっていたわけです。

いやー、天気って本当に読めませんよね。