湯たんぽ

さきほど、うちの子が皆、やっと寝ました。「早く寝なさい!」と言ったら、娘が「だって湯たんぽないんだもん。作ってくれたら寝るー」と言うので作ってあげたら、長男も次男も「俺にも作って〜」。
うちでは湯たんぽ作りはお父さんの仕事。したがって、土日しかできません。一人一つ、お湯を沸かして作ってあげるとうれしそうにそれを自分の布団に入れて寝ます。それが無いと寒くて眠れないということではなく、自分のためにやってくれた、という気持ちが安心感を与えるのでしょう。
私が子供の頃は安心とかいうことではなく、本当に寒くて眠れないので必須のアイティムでした。朝、起きると家の中の水が凍り付いているというところで育ち、給湯器などというものは無かったので、朝、まだ少しあったかい湯たんぽのお湯を洗面器に入れて顔を洗っていました。それと今とでは状況が違うにしろ、湯たんぽというのは、ほんのり、子供の気持ちをゆったりさせる効果があるのかもしれません。