娘の運動会

本日は娘の幼稚園の運動会。昨日とうって変わっていい天気。ただ、太陽に照らされていると暑いけど、日陰に入ると寒い。ずっと太陽の下で見ていて、お昼ご飯のときだけ日陰に入ったらかなり寒かった。
娘は年中なので、かけっこ、お遊戯、フォークダンス、玉入れくらいなので、こちらも緊張せずに見る必要はありません。ただ、かけっこ(25m走)だけはやはり緊張。特に順位を争うものではないけれど、走りには自信がある娘としては、当然、トップだと思っているので、できればそうなってほしい (練習ではほとんどトップだったそうだ)。ただ、気になるのは靴。外履用の靴ではなく、皆、おそろいの内履用の白いスクールシューズ。どうもサイズが合わなくて大きいので、途中、脱げそうになるそうだ。秘密の中敷を入れてあげたりゴムを短くして縫ってあげたりしたけど、それでもしっくりこないらしい。
さて本番。年少、年中まではゴールに先生が待っているので、皆、そこをめがけて走ってくる。当然、端は斜行することになるのでやや不利かとも思えるのですが、逆に真ん中は両側から押してくるので狭くなり走りにくいともいえます (実際長男はスタートダッシュに失敗して狭いところをすり抜けようとして転倒してしまいました)。まぁ、そんな細かいことを言うような25m走ではないのですが、親としてはどうも、いや、かなり気になります。あとからビデオで見ると、娘はかなり斜めに走っていました。また撮影中も気がついたのですが、途中で片足がなんか、おかしな動き。とはいえ、となりの男の子と同着1位 (ここあたりは幼稚園なのでアバウトで)。途中、足がおかしかったのはやはり靴が脱げそうになったから、と言ってました。よく、踏みこたえました。

かけっこが終わると後は競技モノはなく遊戯モノなので、親としては緊張感が無くなります。ただ、ここの幼稚園の運動会は長い。正確に言うと、運動会はおそらく2時か3時には終わっているのですが、自前グラウンドを持っていないので今回は市内の中学校のグラウンドを借りての運動会。毎年恒例の「お手すきの方は後片付けにご協力ください」に参加して終わりは4時。かなり疲れます (とはいえ、後ろめたい気持ちで早々に引き上げるよりは充実感はあります)。
いつも思うのですが、毎年、違う場所での運動会。幼稚園のバスや軽トラックに必要なものすべてを詰め込んで幼稚園から会場に持ってきて、そこで幼稚園関係者だけでテントを張り、万国旗を張り、ラインを引き、などなどを行い、終わると今度は父兄を加えてそれの撤収。撤収も、単に撤収するだけではなく、いわゆる原状回復を行わなくてはなりません。グラウンドに引いたラインを竹ぼうきと人の足で消し (これがかなり大変)、グラウンドに落とされたごみを拾い、くいの穴をふさぎ、という具合に細かい作業が続きます。そうしないと、翌年、会場を貸してもらえなくなるので現状回復以上にきれいにしないといけません。それを短時間で行うわけで、朝の設営、夕方の撤収も含め運動会の運営は一大プロプロジェクト。なんせ、あっと、これをもってくるのを忘れた!というわけにはいかないので、ロジステクスも含めて綿密なプロジェクト計画が必要。毎年やっているからそこあたりはこなれたものかもしれませんが、おそらくこの人たちがちゃんと勉強すればPMPなんて簡単に取れちゃうのでは、などと余計なことを考えてしまいました。
さて、夕方遅くなってしまったので途中で食事をすませて帰宅。私としては自宅で夕食を食べたかったのですが家族の声に押されて回転寿司に。帰宅して風呂に入り、さて、どうしたものか、と私は考えてしまいました。というのは、昨日、本当は娘とベランダで飲む (私はビール、娘はカルピス)という約束を娘としていたのですが忘れてしまい娘に怒られていたので、じゃあ、今日はそれをやろう、と思っていたのですが、かなり疲労困憊。娘も早々に布団に入ったので、仕方なく一人でベランダで飲み始めました。すると、その音を聞きつけた娘が、「おとーさーん、何やってんの?」。結局、ベランダで二人並んで飲み始めました。ところがすぐに娘は「バイバイ」と言い、部屋の中に。「えっ、どーしたのー?」と聞くと、「だって、もう全部飲んだもん。だから終わり!」。

つきあい悪いなー、というか、あっさりしてるなー。

あと、15年たたないと娘と飲むことはできないので、そこまではがんばらないと。