帰省3日目(2011.08.16)

今日は両親を連れて、日本海側の湯野浜温泉へ。今日と明日の連泊。車でゆっくり行っても高速を使って3時間程度。8時前に出発して湯野浜温泉付近に着いたのが10時頃。出羽山地を超えるところで高速が切れているのですが、つながると2時間程度で行けるはず。ちなみに山形県でも日本海側にある高速道路ですが、震災の無料化による影響なのかわかりませんが、ETCレーンに入る車がほとんどいません。去年までの記憶ではそんなことは無かったと思います。ただこの現象は、帰省から戻る時に福島飯坂ICに入る時も同じ状況でした。

湯野浜近辺に到着した時間が中途半端ということと天気が怪しかったので、ホテルには直行せず、近くにある鶴岡市立加茂水族館へ。ここは規模的には日本でも最小に属する水族館ですが、歴史は古く、クラゲの展示で有名なところ。ノーベル賞の下村先生のクラゲ研究で、さらに脚光を浴びるようになりました。


丁度アシカとアザラシのショーが始まる直前の入館だったので、クラゲの前にショーの場所に直行。ショー自体はよくあるショーなのですが、最後に出てきたゴマアザラシの子供2匹の歩き方が非常に可愛い。出来ることはまだ限られてはいますが、しつければこんなに早くショーが出来るようになるのですね。

ショーの後はまず食事。ここではクラゲ(最近、大量に網にかかり処分に困っているエチゼンクラゲ)を使った定食があるのでそれを食べましたが、う〜ん、もう少し努力が必要かな。クラゲが入っていてもいいのですが、クラゲの量はもう少し少なくてもいいかなと思います。ちょっと飽きてしまいます。

食事の後はクラゲの鑑賞。クラゲを水族館で見ることは少ないのですが。こうしてしっかり見ると、クラゲのパーツ1つ1つは美しい。よくこんなに細工をしたもんだ、という感じ。中でもミズクラゲを大量に入れてライトアップしている水槽は圧巻。クラゲってこんなにきれいなんだなぁ、と見とれてしまいます。

クラゲの後は再びショーの会場に戻り、入館の際に申し込んでいたアシカとの記念撮影。真後ろにいて怪しい動きを時々するので、結構びくびくしながらの撮影でした。

水族館としての規模は非常に小さく、東京の葛西臨界公園なんかを見ている私にとっては割高感はあるのですが、小さいながら非常に工夫していると思いました。クラゲという他の水族館には無い差別化要因を最大限に利用し、アザラシのタッチやアシカとの記念写真、そしてクラゲの水槽の後ろでの記念写真等、分野は違えど私も仕事をする上で見習うべきところが多いと感じました。

さて、ではホテルに行くか、ということになったら豪雨となり足止め。結局最終日まで、時々小雨、時々豪雨、でもほとんどは曇りか晴れ、という状況は続きました。

チェックインをした時点では天気が回復したので、ホテルの目の前にある海でひと泳ぎ。このホテルは海に面しているので、水着のまま出入りできます。また、入り口に足を洗うところがあるので、ざっと砂を落として入ることができます。とはいえ、水着のまま、ホテルに出入りするのはどうも気恥ずかしい。できれば裏口を作ってもらえるとうれしいですね。

また、このホテルでは10セットですが、ビーチパラソルを無料で借りることが出来ます。海では場所の確保と太陽光線対策が必須なので、これはありがたいサービスです。長男と二男はたまに砂遊びはしていましたが、ほとんど海で遊んでいました。ここは波消しのテトラポットまで深くは無く、かつ監視員もいるので親も安心して子供を遊ばせることが出来ます。娘は、去年は水に足を付けることすらできませんでしたが、今年はそれはクリア。ただ、水はまだ怖いようで、一人ではひざ下までの海にも入れませんでした。来年はもうちょっと大丈夫かな?

謎の杖おじいさん(?)もいました。

2時間程度、海で遊んだところで、明日もあるからとその日は終了。お風呂に入り、夕食、そしてまたお風呂に入り就寝。