多摩動物公園 (2011.01.22)

今日は久々に多摩動物公園に行ってきました。昨年末からなぜか二男が行きたい行きたいと言っていました。多摩動物公園までは混んでいなければ車で30分ほどと近いので行かない理由は特に無かったのですが、最近、かなりご無沙汰。今日は天気も良く、風もそんなに強くはなさそうで冬の動物園日和、ということで行ってきました。
9時半の開園直後に入り、出たのは3時ころ。多摩動物公園は「動物園」ではなく「公園」となっているように、平坦な土地ではなく、はっきり言って山。だいたい、いつもコースは決まっているのですが大人でもかなり疲れる道のり。特に3歳の娘には大変で、考えてみれば今まではベビーカーばかり。今日もベビーカーは持って行きましたが、かなり自力で歩いていました。娘の成長も感じ取れる1日でした。
今日はタイミングがよかったのかそれとも動物園側が変わったのかわかりませんが、単に動物を見るだけではなく、おもしろい面をたくさん見ることができて有意義でした。
たとえばアフリカゾウ。ゾウのいるところに竹の筒が置いてあり、「なんだろう、おもちゃかな?」と思っていたのですが、実はその中にミカンが隠されていました。ゾウが鼻で竹筒を転がしミカンを出して食べた後、ゾウは竹筒を踏んで割ってしまいました。単に遊んだだけかと思っていたのですが、実は細かく割った後、それを食べていました。これには私を含め、見ていた観客もびっくり。東京の動物園のウエブサイトによると、もともと木を主食にしていたので木の枝を喜んで食べると書いています。でも竹はアフリカにあるのかな?ちょっと違うような気もしますが、あの硬い竹をものともせずに食べていました。

オラウータンのコーナーでは楽しみにしていたスカイウオークは冬なのでやっていないということでがっかりしましたが、天気がよかったせいか外に出てきてくれて、うちの子供と睨めっこ。オラウータンはぼーっとしている森の人なので、何考えているのかなー、といつも考えてしまいます。


キリンのコーナーでは、横の池にいる鳥に対して飼育員さんが魚を投げて食べさせていました。バケツにアジと冷やすための大粒の氷が入っていて、そこからアジを取ってはポーンと投げいれていました。氷は冷やすためは当然ですが、実はもう1つ役割がありました。近所に住んでいる野生の鳥が餌の魚をくすねるためにやってくるのですが、その鳥を脅かして追い払うために、氷を投げて脅していました。その後、その飼育員さんは移動して今度はキリンへの餌やり。確か以前は、高いところに置いたバスケットに葉っぱを入れて食べさせていたと思ったのですが、今日は手で餌をやりながら、キリンの食事の説明をしてくれました。おもしろかったのは、1匹だけ、葉っぱが無くなっても枝をボキボキやりながら食べていたこと。葉っぱが無くなったらさっさといなくなるキリンが多い中、mottainai 精神のキリンは枝も無駄にせずに、最後まで頑張って食べていました。
多摩動物公園は以前から工夫して動物や昆虫の生態を見せる工夫をしていたとは思いますが、以前よりもずっと、おもしろい見せ方をするようになったなと思いました。これで小学校まで子供は無料、大人は600円/人なので、かなりお得感が出るレジャーだと思います。
さて、今日のルートは以下のようになりました。

そして動物園を出た後は、いつものように、子供が楽しみにしていたれーるランドへ。お父さんとお母さんはもう疲れているので早く帰りたいのですが、子供は元気。いつまでもジオラマプラレールを見ていました。