あらたにす

最近、「あらたにす」を読むことが多くなっています。通常、私は意図せずにウエブサイトは「見る」という表現を使っていることに気がついたのですが、「あらたにす」は間違いなく「見る」ではなく「読む」です。
「あらたにす」にアクセスすると、最初は朝日新聞日経新聞、読売新聞の一面ヘッドラインの比較から始まります。よく、新聞を読み比べろ、等と言われますが、それを生業としている人でない限り、自宅で読み比べるのは現実的に不可能。会社でとっていれば可能かもしれませんが、これも時間的に難しい。私は「あらたにす」の読み比べでも中身まで読むことはほとんどありません。各紙、どこに重きを置いているのかを一目で確認するために使っています。「あー、○○新聞はこれをトップにしているのに、××新聞は相変わらず小沢叩きをやっている」とか、私は読売新聞を読んでいますが、他の新聞を見て、「そうか、こういうのもあったのか」などと気が付いたり。寝る前に、「あらたにす」にアクセスするというのが習慣化されつつあります。
実際、私が興味をもって読んでいるのは読み比べ、ではなく、右下にある「新聞案内人」のコーナーです。読み比べのところは実際は「見比べ」でしかありませんが、「新聞案内人」のところは、実際に読んでいます。ここはいわゆるコラムというもの。世の中の様々なイベントを、一歩下がって、こういう見方もあるのだな、と感じさせてくれるコーナーです。新聞にもコラム欄はあるのでしょうけど、新聞の記事を読む延長線で読むので、なんか、新聞に埋没(?)した感覚で読んでしまい、読後も特に感慨も無く終わってしまいがち。あらたにすの「新聞案内人」は、私だけかもしれませんが新聞を離れて、冷静に内容を理解しようとしているように思えます。個人的にはこの人の意見はどうかな、と思うこともありますが、それはそれとして、自分とは異なる見方をしている人の考えを、平易な文章でかつ短時間で理解できますので重宝しています。また、何気なく新聞では読み捨てている、または内容まで読もうとしていないけどちょっと気になるイベントの解説としても使っています。
ほとんどは1日1人くらいのペースで新たな内容が追加されているようですが、年末だからでしょうか、どかんとまとめていろいろな人のコラムが増えていることに気が付き、今、まとめて2,3人のコラムを読み、ちょっと疲れてしまったところ。