多磨霊園合葬式墓地献花式

今日の午後は、今年亡くなった義母が眠っている多磨霊園で献花式があるというので行ってきました。生前に義母が決めていたいたことですが、義母は合葬式墓地というところに眠っています。毎年10月1日に、合葬式墓地の献花式が行われるそうです。別に10月1日でなくともいつでも献花やお線香を上げることはできるのですが、子供も都民の日ということで学校も休みですし、一度どういうものか見ておきたいと思い、行ってみました。

最初に挨拶がちょっとあり、その後で、その合葬式墓地に眠っている親族、関係者が献花、という流れで簡素なものでした。皆、それぞれ知らない人達ですからそこで長話になることもなく、15分くらいで終了。人によって評価はさまざまあるとは思いますが、こういう簡素なもののほうが我々にとってはありがたいと思いました。特に小さい子供3人も抱えていますので、長い式はしょせん無理。

帰りの車の中で、妻と我々は死んだらお墓はどうしよう、という話となりました。まだ真面目に考えたことはありませんが、子供に負担をかけるようなことはしたくないと思っています。お墓を買ったとしても、子供やその後もずっと面倒見てくれる時代でもありません。子供からしても、物理的にそこに親のお墓があるとなると、それが足かせになって海外で仕事をしたくともできない、ということになったら可哀そう。ただ、亡くなった後、物理的に親の存在を確認するものが無くてもいいのかなぁ、などとも考えるのですが、それは親の勝手な考えのような気がします。

今はお墓なんていらない、散骨でいい、という気持ちですが、もう10年、20年も経つと心境の変化があるのかも。いずれにせよ、残された者に迷惑をかけるようなことは避けたいと思っています。