介護帰省 特養入所 (2日目)

介護帰省2日目。朝、起きた段階ではいっしょに施設に行くと言っていた父も、いざ、行くとなると俺はいいや、に変心。これは毎回のこととはいえ、だったら早く言ってよ、と言いたい気持ちを押し殺して、じゃあね (親父の動きを見て、本当は早く出かけたいところを我慢していたのに・・・)。

大物のチェストは昨日購入済で車に積んでおり、ご飯を食べるための茶碗、お椀、箸、スプーン類は自宅にある母の持ち物を用意したので、後はゴミ箱とお茶を飲むためのマグカップくらい。10時前なので大きい店は開いていないので、大きめのスーパーやホームセンターに行ったもののイマイチ。結局、イオンに行って購入し、施設に持参。

チェストは台車を借りても車から私一人では下ろせない (できるとは思うけど、破損の危険有り)、施設の男性職員の手が空いたところで手伝ってもらい、部屋に搬入 (左が今までつかっていたチェスト。カリモクでした。右がニトリで買ったもの。隅々まで見るとカリモクとはかなり違います。やはりニトリニトリカリモクカリモク)。

問題はここから。今ある衣類1つ1つをチェックして名前の記入。これは昨日、事務方の若いお兄ちゃんから依頼されたことですが、実際に介護しているチームのリーダの人からは、それは大変だから後はこちらでやりますよ、と言われました。とはいえ、あまり人任せにするわけにもいかないし好意にばかりすがっているのも心苦しいので、このために来たのですからやりますよ、と始めました。が、これがまた大変。そもそも衣類と言っても白っぽいものばかりではないということ、ふわふわの衣類が多く、マジックではなかなか書きにくいこと、それ以前に、なんでこの同じものがたくさんあるんだ?本当に必要なのか?と調べながらなので、なかなかはかどりません。おそらく、3つの病院を転院している間に、それぞれの病院からこれが必要と言われて用意したものの、父はもう戦力外で不要なものをチェックしたり持ち帰ったりすることが出来ず、膨れ上がった模様。バスタオルは4枚、タオルは10枚くらい、パジャマも6,7セットもある。ユニットマネージャに聞いたら、タオルは施設のものを使うのでいらないんですけどね〜、と言われ、申し訳ないけど気が付いた時でいいので不要なものは別に分けておいてください、次、来た時に持ち帰ります、にしました。私の感覚では、30%くらいは不要ではないかと思うのですが、1つ1つ、これを使いますか?とやっている時間がお互いにないので、今後の宿題としました。

名前付けが終わり、荷物の入れ替えが済んだのが1時半ころ。朝、スーパーで買ったレトルトのご飯大量とトイレットペーパーを持って実家に戻ったら、またカギがかかっている。カギを開けて入ったら親父はテレビを見ていた。そして、じゃあ、(東京に) 帰るね、と告げると、びっくりしたような顔をして、帰るのか?と言う。これも毎回のお決まり。記憶が定まらない。

やっとすべての仕事を終えたのが2時。腹減ったなー。近所のジンギスカン・シローの前を通りかかると客のものと思われる車が2台。かつ、まだ開店中という看板。では、ということで車を停めて店内に。本当はジンギスカンを頼んで食べたいのだけど、自分で焼く気力と時間が無い。そとの旗にも書かれていたラム丼を注文。


肉自身はやわらかいけど、タレが濃すぎて肉の味がよくわからない。おいしくないわけではないけれど、期待値とちょっと違う。味噌汁も普通のわかめの味噌汁でもう一工夫が必要かな。ごはんももう少し多いとうれしいなぁ。税抜きで 800円也。私の横では、はねる油をさけるためなのか紙のエプロンを付けた2組がじゅうじゅう焼いていて、いい匂いとうるさい音を出していました。

さて、今日はどういう方向から帰ろうか。そのまま蔵王ICから高速で帰ってもいいのだけど面白くない。どっかで風呂に入るか、ということで米沢方面に向かいます。途中、検索して見つけた米沢の鷹山の湯にしました。

ここは正確に言うと温泉ではなくスーパー銭湯。でも、いろいろなお風呂があり、露天もあり、サウナもあり、で、特に不満もありません。おなかが空いていればご飯を食べることもできます。土日はちょっと高くなり 550 円也。

今日はヒヨコ風呂。といっても生きているヒヨコがいるわけではなく、あの黄色いヒヨコのビニールのおもちゃが大量にメインのお風呂に入っているだけ。2週間後は美魔女風呂となっていました。想像ができません。

露天は雪がふっていたせいかもしれませんが、ぬるくてイマイチ。もうちょっと熱いほうがいいなぁ。ウエットなサウナは初めてでしたが、ドライよりもいいですね。

風呂上がりのアイスはうまい!

風呂を出て、後は栗子峠を越えて福島から高速に入るだけ。例のごとく、ナビが栗子峠は今は通行止め、ということで会津に回れと指示。そんなわけないだろう、そもそも会津のほうが雪が多いから嫌だよ、と無視して栗子峠に向かいます。途中、ナビがあと100Mで通行止めです、という箇所も無事に(?)通り抜け、福島から高速に入って後は単調な道。

途中、たぶんこれも安達太良だと思ったけど半ちゃん塩ラーメンを食べ、セブンに見送られて帰宅。


東京は雪という天気予報だったけど雨でした。