介護帰省 大川ダム/大内ダム (2015/12/12)

日中ダムを後にして、さて、どうしようかと思いましたが、そうだ、まだ時間的に早いから大内宿に行ってみよう、と思い、喜多方の抜けて、そのまま南会津を目指します。

途中、大川ダムが出てきたので寄ってみます。ダム事務所は作業者の出入りのためか開いていましたが、土曜日のダムカードの配布はありません。ここのダムは単体でダムを構成しているのではなく、上流にある大内ダムとのペアで機能しています。上流の大内ダムから地下トンネルを通して放水し、大川ダム近くにある下郷発電所で発電しています。

ダム自身は地味です。ダム湖がある、というだけです。


ダムを眺める休憩所があるのですが、そこのコケが見事でした。こうなるように整備しているというよりは、誰も来ないのでこうなった、ということなのでしょう。

ダムを後にして大内宿へ。ここに来たのか今日で2回目。最初はおそらく20歳くらいではなかったかと思います。自動車も当然持っていませんでしたから、近くの駅まで電車でやってきて、大内宿までトボトボ歩いた記憶があります。そしてその時も確かに観光地だったとは思いますが、ほとんど来る人はまれでした。私はどこかは忘れましたが蔵がある家に民泊しましたが、泊まっていたのは私一人。翌朝、散歩に出ても観光客など誰一人、いなかったという記憶があります。それは今では入り口近くに大駐車場が4つ。第1、第2、第3が有料で第4が無料。第4でも歩く距離はたいしたことないので今回、私は無料に停めましたが、紅葉の時期はあそこが満杯になるかと思うとぞっとします。大内宿に入っても、ほとんどの家が食べ物、買い物ができる店になっており、ひなびた感じは完全に薄まっていました。ちょっとがっかりです。


大内宿のはずれの山肌にある神社(?)から全体像を見ることができますが、確か、30年以上前に私が行ったときのガイドブックにも、日中は逆光になるから、きれいに見る場合は早朝に限る、と書いていたのを思い出しました。

大内宿前の道路をそのまま登ると大内ダムに至ります。でも、こんなところに来る人は誰もいません。大川ダムは発電をした後、水をためておくダム湖ですが、ここはいかにもダムというダム湖です。ロックフィルダムですね。


冬囲いのため、大内ダムの上半分しか見ることができません。

ここのダムカードは先の大川ダムの事務所で配布していますので、今回はダムカードゲットならず、です。