介護帰省２日目(2015.08.28)

介護帰省２日目。今日はゆっくりできる、蔵王の大露天風呂にでも行こうかな、などとのんびりしたことを考えていましたが、朝、いろいろ実家の問題点を発見し、それどころではなくなりました。

父をデイサービスに送り出した後、銀行、郵便局に行きお金の整理、ケーズ電気やスーパーに行って必要なものを購入、風呂の電球の交換、、トイレの電球の確認、風呂の洗浄、電気ポットの洗浄等、大急ぎで実施。

風呂は風呂釜専用の洗剤があるのは前からわかってはいたのですが、風呂のお湯を入れ替えても細かいゴミが出てくるので風呂釜洗浄を実施。風呂釜洗浄といっても専用の洗剤を入れてお湯を入れ風呂釜の中のお湯が巡回するようにした後、しばらくほったらかし。お湯を捨ててもう一度お湯張り。やることは簡単ですが、時間がかかります。父に、前にあの洗剤で掃除したことある？と聞くと、ある、と言う。いつ？と聞くと、２〜３日おきにやっている、という言う。だって２〜３日おきにやっていたら洗剤、どうするの？前から３袋、ずっとあるけど買いに行っているの？と聞くと、う〜ん、どっからかやってくるんだな、と言う。はいはい、わかりました。やっていないってことね。

それと同時並行で電気ポットの掃除。ずっと水を入れっぱなしだっかたの、中にびっしりと石灰状のものがこびりついています。硬くなっているところもありますが、指でこするとボロボロ落ちてくるところもあります。実はここ１年(半年？)で父はヤカン４つをダメにしています。ずっと火を消すのを忘れていて、真っ黒になってたり、プラスチック部分が溶けてしまったり。耳が遠いのでお湯が沸くとピーっと鳴るものも買ってあげましたが、皆、ことどとくダメにしています。火事にならなかっただけでももうけもの、と思うしかありません。数週間前に兄が来たとき、もうヤカンは買わないから電気ポットにしろ、と言い渡したようですが、中まで確認していなかったのでしょう。これはちょっと健康を害するな、というくらい、びっしり、周囲に張り付いているので電気屋でそれを落とす洗剤(クエン酸？)を買ってきました。これも結構、時間がかかります。その洗剤を溶かしてポットに入れて一度、お湯をわかします。沸いたら１〜３時間、放置。お湯を捨てた後、また水を入れてお湯をわかします。いわゆるすすぎですね。それを一回行い、薄いせっかい状のものは取れましたが、底に張り付いているものはまったくダメ。もう数回、やらないといけないようです。父には前日に、自宅からもっていったティファールを使え、これはお湯がわいたらスイッチが切れるので安心だ、と言っておいたのですが、これをまた、きびしく言いつけるしかありません。でも、すぐに忘れて、同じことを繰り返すからなぁ。だからヤカンをどんどん、破壊しまくってしまうのです。これも何度も続けて言うしかありません。

時間が無くなったので、昼ご飯は父の非常食であるカップラーメンとレトルトのご飯で済ませました。おかず無し。

昼ご飯の後、母の面会に行ってこないといけないのですが、疲労困憊なので市内の日帰り温泉に。と言っても、車で３０分も走ればおそらく１０か所くらい、行くところはあるというくらい、温泉だらけ。今日は兄のおすすめの沼木温泉辻が花。ここも前は田んぼの真ん中だったんだよな、というところにあります。惜しいかな、作る方向が悪い。風呂から蔵王が見えません。使える土地がそういう形だったらしかたありませんが、もうちょっと考えてもよかったのでは？もっとも他の土地からくる人向けの観光温泉ではないので、見飽きている蔵王を考える必要も無いのかもしれません。

駐車場からは蔵王が望めますが、今日は天気が悪くてダメでした。

周囲の田んぼはすでに実がついていました。

ネットで調べると、脱衣所が狭い、と書いてあります。実際に見てみると私はそうは思いませんが、比較的新しい温泉なのでキャパを超える人が来ているためでしょう。今日は金曜日でかつ昼間ですから、たいした混みではありません。

お湯は無色透明。匂いもほとんどありません。100%かけ流しのようですが、ただのお湯っぽくて、また次も、とは思いませんでした。なんかパンチが欠けています。近所の百目鬼温泉がインパクトありすぎだからでしょう。ここあたりは好き好きかも。私も子供を連れていくのであれば沼木温泉にします。きれいなので。ただ、洗い場に問題あり。一人一人、境があるセパレートタイプ。親が小さい子供を連れて行ったとき、親と子供がそのスペースに入るのはかなりつらい。オープンなところもありますが一か所だけ。おそらくここは取り合いになるでしょう。食事スペースや有料スペース(休憩場所？)も取っていますが、そこを広く取りすぎかな？もうちょっとお風呂のスペースを広くとったらよかったのに。ちなみに露天風呂の湯舟横は広いコンクリート(?)張りになっており、素っ裸のまま、ごろんと横になることができます。今日は風が冷たいので気持ちがいい。さずがに恥ずかしいので、あそこにはタオルをかけて寝ましたけど。

風呂から出て、母の面会に。入院していた時は流動食しか食べることができなかったのですが、梨を食べることができるまでになっていることは知りませんでした。ただ、ひと切れで十分みたいです。まだ８月ですが、施設の周りはもう秋。コスモスが咲いていました。

実家に戻って帰り支度を始めて、父がデイサービスから帰ってくるのを待ちます。予定通り、４時半に施設の車で送ってもらってきました。手短に電気ポットのこと、風呂掃除のこと、電球を交換したこと、当面の生活費としてお金をおろしておいたことなどを伝えて、車に乗り込みました。

さて、今日はどのルートで帰ろうか？今晩中に着けばいいのでどういうルートでもいいのですが、疲労度maxに近いので、でも、ちょっとは節約したいので、福島までは米沢経由の一般道を使い、そこから東北道に入り、加須で降りて一般道に移る、桶川から圏央道に入って入間で降りて、あとは16号線を使って帰宅。はやく圏央道が東北道をつながらないかなぁ。

それにしても最近のSAはなかなかすごい。7,500円のステーキなんか食べる人がいるのかなぁ。

アルパカとふなっしーのコラボもすごい。よく考えるものです。

自動販売機も進化しています。フタの有り無しを選択できるのですね。

安達太良SA上りはセブンです。

結局、自宅には２時前に到着。途中仮眠は入っていますが８時間半くらい。まぁ、こんなもんでしょう。