介護帰省 (2015/03/21)

今朝は朝一で有料の老人ホームの見学。今日は父といっしょ。ここは実家からも近いところにあり、また、来月オープンの特養老人ホームとは目と鼻の先。昨日見たところと比べると雰囲気が明るい。隣が小学校で、周囲を走る大きな道路もなく、適度に周囲の音が入ってくるし、小学校の運動会の時には見に行ったり等、散歩もしてくれるとのこと。そういうところからも雰囲気がいい。新しいので設備も立派で、やっているスタッフも明るい。価格も抑え気味。昨日、見たところを比べると格段にいい感じ。自分の考えを表明することはできないにせよ、母だったらこっちがいい、と言うに違いありません。

ただ、私の目だけで勝手に決めるわけにもいかないため、回答は保留として兄に報告。

見学も終わり、父を連れて母の入院している病院に。母は1週間に2回のお風呂の後だったので、とても気持ちがよさそうに眠っていました。

見舞の後、父といっしょに昼食。何が食べたいと聞くとカレー。えっ?と言うと、親子丼と言う。要するに簡単に食べられるものしか選択しないのです。本当は中華(そば)と言いたいのでしょうけど (父はやー面とは言わない)、毎回、中華と言われるとこちらもいい加減にしろモードになるので、父も察してカレーといったのでしょう。いろいろなものを楽しみたいという人ではなく、自分にとってリスクが少ないものしか食べない、つまり、自分が知らないものは食べないタイプ。食事を楽しむのではなく、単に栄養補給。面倒なのでなんでもありそうなファミリーレストランに行くと、なぜか刺身定食と言う。でも、量が多いから刺身だけでいいと言う。だったら回転すし屋に行ったよ、次はそう言ってね、とお願い。回転すしだったら食べる量の調整が簡単だから。結局、ご飯は食べることができなくて私が食べる羽目に。

食事の後、父を実家に送り届けたのですが、今日、洗濯物を届けるのを忘れたというので、私は洗濯物を持って再度、病院に。そしてやっと今回の仕事終了。かなり眠かったし、このまま帰るのももったいないくらい、いい天気。

雪もすっかりなくなったので、一ヶ月前は雪に閉ざされていた特養老人ホームを見に行こうと思ったら、途中で見晴らしのいい公園を発見。というか、ここいら一帯は最近、開発された場所で「みはらしの丘」と呼ばれています。今日は蔵王連峰がきれいです。

蔵王を見ていたら、またすぐに帰る気がなくなり、前回、行くことができなかった百目鬼(どめき)温泉に行くことにしました。山形市内にありますが、秘湯と言えるかも知れません。車でないと行くことができませんし、田んぼの中にある100パーセントかけ流しの温泉。周囲の集落の人たちが運営しているようです。入浴だけであれば350円なり。前を遮るものがないので蔵王連峰が一望できます。


内風呂から露天に出ると、前面に蔵王連峰が広がります。濃度が濃いので max 3分の入湯にしてください、と書いています。そう書かれていなくとも、内湯は暑くて3分が限界。露天風呂は外気で冷やされるので、私にとっては適温となります。鉄分が多いようで、お湯の底がどうなっているのかわかりません。

お風呂を出た後、車の中で窓を開けっ放しにしてアイスクリームを堪能。うまい!

後はひたすら帰るのみ、ですが、帰りも節約のため、山形から高速に入らずに下道で米沢に。米沢から福島に入ってそこから高速に入ろうと思っていたのですが、土壇場で心変わりしてそのまま南に進み、喜多方を経由して会津から高速に入ることにしました。とはいえ、激しい睡魔に襲われ、米沢の道の駅で仮眠をとり、

喜多方の道の駅で仮眠を取り、

でなかなか進みません。高速に入ってもちょっと走っては仮眠の連続。磐梯山SAは雪の山ができていました。

結局、自宅にたどり着いたのは深夜の2時。お疲れ様でした。