介護帰省 (2015/01/11)

介護休暇、2日目。早めに病院に行って東京に戻ろうと思ってはいましたが、会話が成り立たないことが多い父とやりとりをしていると、1つのことを確認するにもものすごく時間がかかり、結局、自宅を出たのは10時近くとなってしまいました。病院を出たのも12時を過ぎてしまいました。父といっしょに昼食を食べ、実家に送り帰して解放されたのは14時過ぎ。本当はもっと早めに一人となり、山形市内のどこかの日帰り温泉にでも入って帰ろうかと思っていたのですが、この時間では早めに山形を出たほうがいいでしょう、ということで、次の母の病院となるであろう上山市内の病院を確認し、そのまま南に。たいした距離ではありませんが、そこからまた山形市内に戻って山形道に入る気が起きなくなりました。とはいえ、米沢から福島に入るのもなんとなくどうかな、ということで、新潟に抜けて関越道で帰宅することにしました。山形から新潟に抜ける峠、そして新潟から関東に抜ける峠の雪は心配ですが、なんか、普通の帰り方では帰りたくは無い、という気持ちになったのでしょう。

米沢から日本海に抜ける峠ではやはり大雪でした。これはまだ積雪がたいしたことはない場所ですが、小国あたりからかなりの積雪となりました。

路面も圧雪。雪上車が何台も出て除雪をしてはいましたが追いつきません。なんとか新潟県関川村の道の駅「関川」にたどり着き、隣接する「桂の関温泉ゆ〜む」で一休み。ここの無料の足湯は入ったことは何度もありますが、実際にお風呂に入ったことは初めてです。そんなに広いわけではありませんが、畳の休憩部屋ではすいていればゴロンと横になることができ、長時間のドライブ野郎にはありがたい場所です。大人でも500円ですから十分です。

風呂を出るとあたりはすでに暗くなっており、ここから雪との本格的な闘い開始。とはいえ、長岡からの山道のほうが除雪がきちんと行われており、どちらかというと長岡までの海岸沿いのほうが大変でした。SA/PAにまめに入っては停車し、車に張り付いた雪を小まめに取り除きます。特に前方ライトは雪が付着すると明かりが外に出ることができずに暗くなり、視界が狭くなり危険です。前方窓に付着した雪も溶けずにたまっていき、これもまた視界が狭くなります。時間的ロスはありますが、事故に結びつく要因はできるだけ避けるようにしました。

関越トンネルを抜けると雪も消え、スキー渋滞が去った後を狙った時間差攻撃も見事に的中し、渋滞に巻き込まれること無く翌日1時頃に自宅到着。東北道経由よりも2時間くらいは長くかかったとは思いますが、何かをやり遂げたという充実感は東北道では味わえないと思います。とはいえ、やはり無理して危険なほうを選ぶ明確な理由もありませんので、次回からはよほどのことが無ければ冬の新潟経由はできるだけ避けるようにしたいと思いました。