国土地理院 地図と測量の科学館

そして今日の最後は、国土地理院地図と測量の科学館です。ここは産総所からちょっと離れています。つくばの町を北に進み、途中、今日は時間的に無理だということでスキップするつくばエキスポセンターのロケット H-II ロケットを見るためにちょっと寄り道をして、地図と測量の科学館に向かいます。

国道408号線を進み、右側にパラボラアンテナが見えたらそこで右折すると、そこが地図と測量の科学館です。ここも無料。写真撮影OK。駐車場は広いので全部埋まるということは無いでしょう。そして、入る時にここも守衛さんが敬礼してくれます。

館内に入ると、とても大きな日本地図が迎えてくれます。これをレンズ部分が赤と青のセロファンが張られている3Dメガネをかけて、南から北へ、または逆に北から南に順番に見ていきます。メガネをかけると、陸地の高さまたは海の深さをリアルに見ることができます。

中庭(?)には、地球を1/20万にした球の日本の部分だけを切り取った模型があります。かなり細かい地図が描かれています。さすが国土地理院です。



これは夏休み限定なのかわかりませんが、当日は地図記号のクイズが行われていました。中庭のあちこちに置かれた地図記号のプレートを探しては、それが何を示しているのかというクイズです。とても暑かったのですが、子供たちはそれをものともせず、クイズに取り組んでいました (私の子供の頃は無かったのではないかと思うのですが、老人ホームを示す地図記号もあったのですね)。

また、中庭には昔、使用していた測量用の飛行機が置かれ、実際に中に入ってみることができます。私はあまりの暑さに入ることはしなかったのですが、子供たちは中に入って説明を聞いていました。


正直、地図と測量という地味な施設だけに期待をしていなかったのですが、期待以上の内容で大満足でした。パラボナアンテナは野辺山で飽きるほど見ていますが、やはり久々に見てみるといいものです。入管館している間に、ぐるっと向きを変えてくれました (観光のためではないと思いますが)。野辺山はかなりゆっくり動いていたという記憶がありますが、結構早く、動いていました。


3時過ぎに地図と測量の科学館を出て (守衛さんが敬礼してくれました)、ゆっくり帰っても6時までには家には到着すると思っていたのですが、中央高速での事故による渋滞で、結局自宅到着は6時半。暑さもあり、かつ、普段、あまり使っていない脳をある部分を刺激したせいか、疲労困憊で帰宅した私でした。