高尾山

今日は高尾山。出掛けにいろいろあったので、出だしが遅れて9時に自宅を出発。そもそもここで2時間あまりのロス。山頂に到着したら12時くらいかなぁ、激混みだろうなぁ、と思ったのですが結果的にはそのとおり。
出だしが遅れただけではなく、最寄の駅についたら電車が来ない。新宿駅での人身事故による影響。立川までの青梅線の電車も来ないし、立川で乗り換えての高尾までの中央線も来ません。やっとのことで高尾に到着しここで京王線に乗り換えるのですが、高尾まで来た乗客のほとんどが京王線乗換えではないかと思うくらいに駅も激混み。高尾山口に到着し、ケーブルカーかリフトに乗ろうとしたらここでも40分待ち。高尾山はやはり混むなぁ、御岳山にすればよかったかなぁ、と思ったのですがそれも後の祭り。天気もいいし、どうせだったら(スキーの練習もかねて?) リフトに乗せてあげようとリフトの行列に並びました。2人乗りのこういう乗り物の場合、家族5人の我が家は困ります。登りは妻が単独となりました。ただ高尾山のリフトは一人だからといって強制的に相乗りにはしないようです。単独も気楽でいいのですが、我が家の場合は娘はお父さん命なので、絶対にお父さん+娘ペアとなります (ディズニーランド等も同様で、乗り物だけではなく、歩く時も常に手をつなぐことになっています)。

リフトを降りて少し歩くと展望台。天気はいいのですがガスっているのでくっきりとは見えません。子供たちはなんとか自宅マンションが見える、スカイツリーも見える、と言っていますが私には見えません。冬や台風一過の時は見えるのでしょう。今度、クッキリの日に来て確認したいと思います。

すでにここで11時になっているので展望台で昼食を食べて登頂(?)開始。GWだからなのでしょうけど、ものすごい人です。自分のペースで歩けません (そもそも娘と手をつないでいるので自分のペースでは歩けないのですが)。途中、男坂の横にある仏舎利塔に寄りました。ここはあまり人が来ないので比較的静かです。いろいろためになることが書かれています (横に解説が書かれていまい。それが無いと大人でも説明できません)。

仏舎利塔のエリアで修行をするところなので立ち入り禁止のところがあります。その中に円形のところがあるのですが「あそこでなんかするんだろうね」、「あそこでエイ!ヤーッってするのかな?」と話していたところ、次男が「たぶん、餅つきじゃねーの?」と言い大爆笑 (薬王院さん、ごめんなさい)。それにしても薬王院近辺の人もものすごかった。特にもみじやの前は年末のアメ横状態です。

とかなんとか言いつつ、頂上に到達。ここは広場になっているので、どこが本当の頂上かよくわかりません。人も多く土だらけなので、やはり下で食べてきてよかったと思いました。

さて、今日は夕方になると雨になるというので早々に下山。それにしても山頂下にあるトイレはすごいです。山の頂上にこんなにたくさんの数のトイレ、それも数が女子優先のトイレというのもすごいです。1.5億円のトイレということで有名になったようです。確かにきれいなトイレというのはありがたいのですが、ここまでやらないといけないのかなぁ、という気持ちを持ちつつ、使用させていただきました。
高尾山は1号路を使えばほとんど舗装されたスロープですから、ベビーカーでも登頂できますし、実際、そういう人もいました。どう考えてもその格好は山に登るという格好ではないでしょう、という人 (特に女性) もたくさんいました。便利なのはいいのですが、ちょっと行き過ぎではないかな?どこの山もこんなもんだと思うとマズイのでは。我が家も登山という格好ではないにしろ、履きなれた履物、雨具、水筒、帽子、タオル等は必ず持って行きます (逆に言えば、それで行くことができるところにしか行かない)。子供たちは富士山に登りたいと言っておりますが、さすがに全員の装備を揃えるのは大変なので (買ってもサイズがすぐに合わなくなるし) タイミングを見計らっています。ただ、親の体力の問題もあるので、長男が体力的に大人並が期待できる状況になったら、と考えています。

さて、4号路を使っての下山。ここは舗装されていないので普通の山道です。ただ、しっかり整備されているので子供をつれていても大丈夫。都民の森とか御岳山等に何度も行っている娘は (狭いのでここは手をつなぐわけにはいかないので) 一人でひょいひょい降りていき、後ろから私があわてて追いかけることが何度もありました。4号路の目玉であるつり橋も怖がらずにどんどん行きます。

ということで無事にリフト乗り場まで下山を果たし、さぁ、リフトに乗って降りようと思ったらここでも1時間待ち。なるほど、これが高尾山の恐ろしいところですね。往復で切符を買ってしまうと、乗って帰らざるを得ません (それにリフトは下りのほうが景色もいいしおもしろい)。待つといっても整理券を出してくれるので列に並ぶ必要はありませんが、そこいらじゅう、リフト待ちの人がいるのでゆっくりもしていられません。なんとか座る場所を確保して敷物を敷いて待ちましたが、やはり敷物は必須です。1時間待ちとは言われましたが、1グループ5分単位で降りていきますので計算ができます。実際はもうちょっと早かったかもしれませんがやはり1時間程度待ってリフトで下山。

登りもそうですが、途中、写真やさんが待機していて写真を撮ってくれます。撮影は無料。リフトを降りると写真は完成しており、1枚800円くらい。枚数が多くなると割引が効きます。我が家のように3枚となると結構なお値段ですが、娘がせがむので今回は買ってしまいました。
駅に着き、一区間だけですが京王線も混んでいるんだろうなぁ、と思っていたのですが調布までの各停だったからなのかガラガラ。高尾からの中央線も始発なのでガラガラで、ちょっとほっとしました。立川ですでに5時だったので、ここで降りて夕食を食べて帰宅。そもそも出だしが遅れたのでこうなってしまいましたが、いつものように7時前に自宅を出れば、リフトも混むことはなくもっと早く帰宅できたと思います。
次、来るとしたら1号路は使わずに登ると思います。皆、1号路はつまらない (普通の道路ですから)、と言っておりました。