3連休(中日)

この3連休で今シーズン2回目のスキーを、と考えていましたが中日の今日、実行。新潟の湯沢近辺に関する前日の天気予報は2つに割れており、ウエザーレポートでは昼に雨、他は曇りで雨は無し、でした。いろいろな情報を総合すると、日本海に近いところは雨なのですが、その雨が内陸のどこまで影響を及ぼすかがキー。子供はTVのウエザーレポートで雨だ、と言っていましたが、私は仮に降ってもたいしたものではないと思いましたし、おそらく降らないと思いましたので、前と同じ舞子に行きました。結果はとてもいい天気。正確に言うと、晴天で太陽がサンサンとなると逆に雪が解けたり体が熱くなったりで困るのですが、適度に晴れ、適度に曇りという天気。
自宅の出発は前と同じ4時半くらいでしたが、今回は前回の反省から途中のトレイ休憩の位置を前もって決め、それ以外は緊急事態以外は休まない等、自分なりのルールを決めた結果、現地には7時過ぎに到着。やはり何もなければ3時間あれば到着です。天気の心配もあったので群馬のたんばら等も考えていましたが、結局、群馬のスキー場は高速を下りてからの距離が長く、現地の天気や道路事情での不確定要素が多いので時間が読めません。新潟の場合は高速の距離は長いのですが、群馬の沼田ICで降りても新潟の湯沢ICや塩沢石打ICで降りてもその間に関越トンネルがあり、その中は雪の心配は無用なのであまり違いはありません。もちろん新潟に入るととたんに雪は多くなりますが、高速での雪と一般道での雪では、私は一般道の雪のほうが嫌い (除雪レベルの違いから)。今回も最初から新潟狙いにしましたが、舞子まで3時間であれば許容範囲かなと思います (たんばらに行っても、これくらいの時間はかかるでしょう)。
さて、今回は長男と私はスキーチーム、次男、娘、妻は雪遊びチームと分けました。まずは長男を初心者のところはなんとか一人ですべることができるように、そして一人でリフトに乗せるまでに仕上げることが目標。なんせ長男は幼稚園のスキー教室で一回滑っただけ。自分でちょっと登り、数回、滑っただけというほぼビギナーレベル。かくいう私も30年ぶりのスキーで、もともとは中級者程度のところはなんとか降りてこれる程度。子供を一回だけでもスキー学校に入れるほうがいいのかもしれませんが、料金も馬鹿にならないし面倒なだけ。ということで、まずは私が下でスキーのはめ方、はずし方、歩き方、登り方、向きの変え方などを教授。この時点ですでに5時間のリフト券を買っていたのですが、最初の1時間でこれはこのままリフト券を無駄にするかも、と思うほどひどかった (子供が)。でも、結局、下で登って歩くだけでは疲れるだけでつまらない。もう嫌だ、と思われても困るので (長男の顔には「嫌」の一文字が書かれていた)、ちょっと怖いけど、ある程度めどが立った時点で思い切ってリフトに乗せて上に上がりました。当然最初はリフトに乗るのも、そして降りるのもおぼつかない (もちろん、私と同乗ですが)。ただ、舞子は初心者用のゲレンデの割合が多く、かつ家族連れが多いので、リフトの係りの人も十分にケアしてくれました。
最初のリフトに乗って滑り、そして降りてきて驚いたには、長男は当然ながらハの字のボーゲン直滑降なのですが、一度も転ばずに降りてこられたこと。ハの字の直滑降なのでそれなりのスピードですが、恐怖心が無いというのはこういう場合に威力を発揮します。そう言えば、TDLで最初にビッグサンダーマウンテンに乗ったときも、長男は大喜び。顔が上気していっちゃっている感じ。どうやらスピードには強いようです。一発目の滑降で失敗無く降りてこられたということで本人も気をよくしたのか、結局、ほぼ5時間休まずに滑りっぱなし。私は途中で何回も休憩を要求しましたがいずれも拒否されました。まぁ、鉄は熱いうちに打て、ではないけれど、やりたいときにやらせたほうがいいのでしょう。今回はリフトの5H券を買いましたので13:30まで有効。でも、最後はゴンドラに乗って終わりにしよう、ということで長男を説得し、かつ、長男もやはり体の疲れを意識しないといけないレベルに達したようで13:00過ぎで終了。私も20歳近辺のときに結構スキーをしましたけど (3日連続で安比、雫石、田沢湖なんてこともあったなぁ)さすがにこんなに長時間、休みなしですべり続けたことはなかったと思います。私も30年ぶりのスキーでしたが、一度も転ぶことなく滑り続けることができて一安心。最初はスケーティングもままならずマズイなぁ、と思いましたが、最後は30年前と同レベルまで復活したかなぁ (要するに、中級者の下のレベルというたいしたレベルではありませんが)。
30年ぶりのスキーで驚いたのが、スキーの長さが30年前とまったく違ったこと。今回はじめてレンタルスキーにしたのですが、身長より10cm程度短いものにしてください、と言われました。30年前は10cm程度長いもの、だったと思います。もちろん、短いほうが扱いやすいのですが、スキー板自体が進化を遂げたのでこうなったのでしょうか。30年という年月を感じてしまいました。あと、ボーダーが多いことかな。30年前はスノーボードはありませんでした。ただ、子供もトリッキーな動きをしたり、ゲレンデ横にずらっと座って休んでいるボーダーが怖い、と言っていました。自分の目的のところで上手く止まれない長男にとっては、狭いコースの両側にずらっとボーダーが座って並んでいると、ぶつかりそうで怖いのでしょう。ゲレンデ自身が初心者中心なのでボーダーも初心者が多く、途中で休まないと続けられないのかもしれません。お互い様とはいえ、ちょっと気になりました。

さて、今回、滑ったコース (Eの長嶺峰第1クワッドが7回くらいかなぁ。残りは1回づつ)。5H券にしては、かつ、ほとんどビギナーに近い長男+30年ぶりの私、という組み合わせにしてはがんばったかな。最初の1時間の下での練習がなかったらモトはとったと思いますが、時間が限られていたので、回数券とどっちがお得だったかは微妙。ただ、そのたびに回数券を買いにいくわけにはいかないので、これだけ滑れば十分でしょう。

かかった費用。


5Hリフト券(私) \3,900
5Hリフト券(長男) \2,500
キッズパーク入場券(妻) \500
キッズパーク入場券(次男) \500
キッズパーク入場券(長女) \500
5Hスキーレンタル(私) \3,700
5Hスキーレンタル(長男) \2,200

                                                                  • -

合計 \13,800

これに高速料金の4,500円(往復)を入れると18,300円(ただしガソリン代含まず)。食事は朝、昼とも自前で用意したのでこれだけですが、全員、5Hレンタル+5Hリフトにすると、以下のようになります (長女は未就学児なので親とリフトに乗れば無料)。


5Hリフト券(私) \3,900
5Hリフト券(妻) \3,900
5Hリフト券(長男) \2,500
5Hリフト券(次男) \2,500
5Hスキーレンタル(私) \3,700
5Hスキーレンタル(妻) \3,700
5Hスキーレンタル(長男) \2,200
5Hスキーレンタル(次男) \2,200
5Hスキーレンタル(長女) \1,500

                                                                  • -

合計 \26,100

ううむ。ガソリン代を入れると3万円か。
小学生はリフト無料の日とか、そもそも小学生は無料とかそういうスキー場もあるので (ただ逆にコストがかかる部分もある)、メドがついたらそういうところに行かないとね。舞子を選んだのは、畳の無料休憩所があるのと高速から降りてすぐという交通の便から (それに施設がキレイ)。世話してあげないといけない子供が3人もいるとイスだけの休憩所だけではつらいし、レストランも食べないのに休憩だけするわけにはいかない。今シーズンは仕方ありませんが、来シーズンからは毎年、スキー予算を計上して、もっと計画しないとね。回数がこなせるのであれば誰かのスキーを買っておく、という手もありますが、子供はサイズが変わるから無理だし、大人のも自宅内に保管するのも面倒だし手入れも面倒。そもそも、車に積むのも面倒。レンタルも仕方ないかな。

お金の面はありますが、大きくなると逆に恐怖心も大きくなるので、やはり経験は早いうちにさせておいたほうがいいのでしょう。スキーはやはり、できるとかっこいいし (特に男は)、帰ってきた後、楽しそうにしている子供の顔を見ると、やはりまた連れて行きたくなってしまいます。

  • 転ぶと一人では立ち上がれない長男 (常にそばを滑ってあげないといけないので疲れます)


  • 作った雪像の横で、常にポーズを作って写真に納まる娘 (2枚目奥は次男)

 

  • 自分で作ったすべり台でいろいろな滑り方を試してみるアホな次男*1

  
 

  • 疲れ果てて倒れこんでいる次男 (奥の人)

*1:そのアホなも次男も、さきほど、一人で「はじめてのおつかいい」をじっと見ていました。いい児なんだけどね。親はわかっているのですが、乱暴な言葉遣いとかいい加減な態度だけをみてしまうと、誤解されるかも。もっとも、私も「お前はとんでもないやつだと思った」と言われることもあるので、ファーストインプレッションが悪いのは父親譲りなのかも。