帰省三日目 (2012.08.15)

今日は実家から再び五色沼に移動の日。しかし、おとといのあゆ茶屋、そして昨日の御釜と残念な結果だったので、お釜、そしてあゆ茶屋を経由して五色沼へ。経由と言っても、一直線に並んでいるわけではなく、まったくの遠回りなのですが。
下はいい天気だったのですが今日は御釜は隊丈夫だろうと思って登ったのですが、上に行くに従ってやはり怪しい天気。雨は降らないものの、霧でだんだん見えなくなってきました。ただ、おとといとは違う霧で大丈夫だと思ったので、とにかく御釜の駐車場まで登りました。この天気にも拘わらず、9時前だというのに駐車場には既に30台くらいの車。やはり折角の夏休みでスケジュールも決まっているので頑張って登ってきたのでしょう。
とはいえ、残念ながら御釜は霧で見えません。ここ数年、毎年来ていますが見えなかったのは今回が初めて。でも、最後まで登って見えなかったのだから仕方ない、とあきらめてレストハウスへと戻ろうとしたら、なんとなく霧が晴れてきて、御釜を見に来た人が一斉に走り出しました。

そして数分間だけ、顔を出してくれました。やはり、日頃の行いがよかったのでしょう。今年は霧をバックにした記念写真だとあきらめていたのですが、今年も御釜をバックにした写真を撮ることができました。

さて、山を下り、あゆ茶屋へ移動。11時頃に到着。今日はOKでした。さっそくやなに降りて鮎の手づかみ開始。といっても、この時期は鮎はほとんどいないので、ずっと待っても一匹も採れないこともありますし、運が良ければ1時間で数匹、採れることもあります。暑い中、ずっと待っているのはつらいのですが、どんなに小さくても活きた魚を手づかみで採るというのは楽しいのでしょう。山形市街地から1時間くらい車でかかるにも拘わらず、山形に来ると必ずここにやってきます。
数年前、初めてここに来た時は1,2時間近く粘っていたものですが(子供があきらめない)、今日はここで昼食をとった後、福島に移動しないといけないから時間が無いよ、というと、30分くらいで納得してくれました。こんなことでも、子供の成長を感じることができました。
 
魚とり(?)で満足した後、ここで昼食を食べるというのがいつものパターン。いつもざるそばと鮎の塩焼き。
あゆ茶屋を13:00頃に出発して五色沼周辺に着いたのが15:30くらい。そのままホテルに入ってもよかったのですが、若干、時間があったので、今日は中瀬沼探勝路を散策。ここは五色沼自然探勝路よりも簡単なコースなので、ホテルチェックイン前の中途半端な時間にうってつけのコース。裏磐梯サイトステーションに車を置いての一周コース。
このコースの中での一番のビューポイントは中瀬沼展望台。手前に中瀬沼、その奥に磐梯山という絶景ポイント。

一周、30分程度となってはいますが、やはり子連れだと1時間ほど時間がかかりました。目標16:00チェックインは1時間遅れとなりましたが、裏磐梯ロイヤルホテルに到着。しかし、ここでもお父さんはゆっくりできません。妻は一人で女風呂。私は子供3人を引き連れ男風呂。長男次男は小5と小3なのでほっといてもいいのですが、こういうところのお風呂には何回か来ているとはいえやはり内風呂で育った子供なので、娘を洗ってあげている私に対して「お父さん、これどーするのー?」と連発してきます。やっと娘を洗いあげて、いざ、自分の身体を洗おうとすると、長男も次男も「おとーさーん、もう出るー」。お湯の温度が比較的高いので子供にとってはやや苦手な温度、ということと、そもそも、いつもお風呂は簡単に済ませる人たちなので、あっという間に finish。娘もすぐに「出るー」なので、私は何をしに来たのかわからず finish。
夕食はバイキング。子連れだと、このほうがいいですね。勝手に好きなものを持ってきて食べてくれるので。うちの二男と娘はあまり食べないのでバイキング負けするとはいえ、お膳に盛られたご飯を目の前にしてあれこれ言われるよりはずっといい。意図してそういうコースにしたわけではなかったのですが、じゃらんで一番、安いタタミの部屋を予約したら食べ放題飲み放題コースになっていたので、私と妻は限界を顧みずに飲み食いを繰り返し、お腹パンパン状態まで粘りました。バイキングは、全種類食べないと損した気分になってしまう日本の貧乏人根性をくすぐるのでしょう。翌朝の朝食もたらふく食べてしまい、しばらく、食事制限をしないといけない状況。
うちの子供たちはバイキング等は慣れていないので、なぜか長男は真っ先にチャーハンを山盛り持ってきて、親にしかられ、結局、チャーハンは最後まで残ってしまい、私が食べることとなってしまいました。子供にはきつく言い聞かせたつもりでしたが (単価が高いものから食べろ、普段、あまり食べていないものを食べろ、それも少しづつ、いろいろなものを食べろ)、翌朝の朝食では、長男と二男はなぜかフライドポテトを山盛り持ってきて、二人でむしゃむしゃ食べていました。私も妻もマクドナルドのようなところは嫌いなのであまり行かないせいもあるのでしょう。友達から話に聞いていたあこがれのフライドポテトを目の前にして、「やったー」とばかりに食らいついたようです。バイキングは、各家庭の食生活の実態を垣間見ることができる格好の場なのかもしれません。
ちなみに、裏磐梯ロイヤルホテルにしたのは五色沼に歩いて行ける場所にあるので。結局、2日前に五色沼には行くことができたのでここである必要は無くなったのですが、しょせんは山なので天気によってスケジュールを柔軟に変えなければなりません。今日でも明日の朝でも歩いて行ける場所にあると、何かと便利だと思ったので。リゾートホテルという触れ込みですが、大人の雰囲気のリゾートホテルではなく、温泉ホテルの高級版といった感じでしょうか。大型ホテルということで宿泊客が多いので、大人だけでゆっくりしたい人には不向きかも知れません。ただ子連れの場合はこれで十分だと思います。