我が子三題

今日は長男の誕生日。日曜日にすでにケーキを食べていたのですっかり忘れていました。帰宅時に気が付いて、あわててプレゼントの本を購入。私は子供が欲しいものではなく、親があげたいものを買うことにしています。

さて、帰宅時はすでに寝ている時刻。まぁいいや、明日の朝、気が付くように長男の机に置いておこう、と考え帰宅。帰宅して着替えようとしたところ、誰かが起きてきました。通常、私が夜、帰宅して起きてくるのは4歳の娘だけ (眠りが浅く、音に非常に敏感)。長男と二男は一度寝ると、起きて来ない。(妻も起きてくることはない)。 ところが、起きてきたのは長男でした。丁度、トイレに起きてきたらしい。通常は起きて来ない長男が起きてきた。親子とは恐ろしいものです。おかげで誕生日にプレゼントを渡すことができました。

さて、玄関にレジ袋がありました。覗いてみたらサツマイモ。そうか、今日はいも掘りの日か。娘の幼稚園は、幼稚園の敷地内に野菜畑があり、季節季節でいろんなものを育てています。園児が水やりをします。そしてそこで採れた野菜は給食に出てきます (娘の幼稚園は、東京でもかなり早い時期に給食設備を持った幼稚園だそうです)。秋に、いも掘りと大根掘りを別々の日に親といっしょに行います。妻が娘を妊娠中、妻に代わって私がイモ掘りと大根掘りに行きました。私のいも掘りの記憶は幼稚園時代にバスに乗っていも掘りに行ったものだけ。正確に言うと記憶は無く、写真を見てそういうイベントがあったと認識しているだけです。従って、いも掘りは単に芋をずりずりと引き出すだけ、と思っていたのですがそうではありませんでした。まずは園芸用のハサミでつるをバチバチ切るところから始まります。それをやらないと、ずるずる引き出せないから。

この幼稚園のいも掘りでは、それぞれの子供はここあたりを掘る、と決めて親子で掘り出し、2個だけ自宅に持ち帰り、残りは幼稚園の給食に、そして芋のツルはリース作りに使います。

娘が持ち帰った、まだ土が付いている芋を見て、二男といっしょにいも掘りをした時のことを思いだしました。

さて、一人で夕食を食べようとテーブルに向かうと、怪しいサンタさんの髭のようなものが置いてありました。

なんだこれ?

裏返してわかりました。
リースだ。

そうか。二男が学校で作ったリースだ!
さすがうちの二男。
私は二男を、日本では植木等の次にいいかげんな男と呼んでいます。
もっと丁寧に仕事しろよ・・・