JAVAのお勉強

JAVA スレッドのお勉強の後、今度はこの本に取りかかり、今日、一応終わりとしました。完全マスターを目指しているわけではなく、少しでもJAVA嫌いの度合いが減ればいいかな、という程度の目的なので、興味がわかないところはすぱっとスキップ。
この本が出版された当時(8年前)にその本の存在を知っていましたが買いそびれ、すでに絶版となっている模様。したがって、アマゾンで中古本を購入。アマゾンで中古本を購入したのは初めてで、どの程度の品質のものが届くのか心配でしたが、期待以上のものが届き満足。定価2380円のものを800円程度(送料入れても1000円程度)で購入したのですが、どこが中古本?ほとんど新品同様では?本屋に置いてある新刊本のほうがもっと汚いぞ、という品質でした。その後、本を買う前は必ずアマゾンで確認するようになってしまいました。
さてインターネットでこの本を検索すると、好きな人と嫌いな人がはっきりしている本のようです。おそらく、さしさわりが無いように淡々と書かれているのではなく、著者の個性が色濃く反映されている文体と内容だからなのでしょう。私はこの著者の別の本(C言語ポンタ完全制覇)を出版時点で読んでいたので、どういう文体かある程度は予想できていましたが、Java本も予想どおりの内容。私個人としては、結構、好きな文体および内容です。
Cプログラマであった私が昔、Javaを勉強してなんとなく腑に落ちない、でも、それは私のスキルが低いからだろう、と思っていた点がいくつかありました。たとえばJavaは値渡しだけど複数の戻り値(ステータスの戻り値以外の値)を返す場合はどう実装するのだろう、とか。そのようなCプログラマが引っかかりそうな点についても、このJava本にヒントとなる内容が載っています。自分だけがもやもやしていたわけではなく、そういう人が他にもいる、ということが分かっただけでも、結構、すっきりした気持ちになりました。その他、なーるほど、と思う点も多々あり、以前よりもJavaに対する苦手意識は薄らいだのではないかと思います。とはいえ、まだまだ自分の身体に染み着いて理解している、とは言えない部分は多いのです。例えば interface とか。文法上は理解できるのですが、それが自分の中で消化しきれていないように思えます。いつの日か、何かの拍子でわかる時が来ることを願います。