吾れ日に三たび吾が身を省みる

先週末に行った都庁でもらった「庁内施設利用案内」というパンフレット(?)に、都庁に入っているお店の紹介が載っていました。それを見ていたら書店の三省堂のところに、次のような説明がありました。

社名は論語の曽子の言葉、「吾れ日に三たび吾が身を省みる」に由来します。


なるほど、そうだったのか。こういう社名もいいなと思いました。人も、産まれたときに、親は悩みに悩んで子供の名前を考えます。子供の将来を願い、こんな人になってほしいと名前に託します。社名も同じ。合併の際に、単純に今までの社名を連ねたりするのではなく、今後の飛躍、発展を願い、個性的な名前を付けてもらいたいものだと思います。ただ最近の子供の名前は、あまりに個性的すぎて大人になった時に大丈夫かな、と心配するようなものが多いように思えますが(考えが古い?)。

ちなみに上の曽子の言葉には続きがあり、以下のようになるのだそうです(曾子が正しい?)。

曾子曰わく、
吾れ日に三たび吾が身を省みる。
人の為に謀りて忠ならざるか。
朋友と交わりて信ならざるか。
習わざるを伝うるか。


私は一日に3回、自分を省みる。人のために何かをする時に真心の無いことをしていないか。仲間と誠実に付き合っているか。よく知りもしないことを人に教えていないか、という意味だそうです。

一日に3回ですか。そんなこと、してないな。
かくありたいものです。が、難しい・・・