懐かしのメインフレーム

とある理由から、メインフレームの復習をしています。とはいえ、過去、ふんだんにあった情報、書籍には今はアクセス不可。「メインフレーム・コンピュータ」で遊ぼう を参考にしています。

今日は Hercules 環境の構築。Hercules は IBM の S/370 等のエミュレータエミュレータといってもかなりのレベルのものと以前から聞いておりましたが、数年前、ちょっと動かそうと思い動かなかったのでそっぽを向いた経緯があります。今回はリキ入れてやってみました。前はどこでつまずいたのか記憶がありませんが、今回は最新版を使ってすんなり動きました。Windows Vistaでも Linux(CentOS 5.4)でも。3270端末エミュレータwc3270 を使用。

同じ Windows上でIBMホストのエミュレータと3270端末のエミュレータ、そしてRJEのカードリーダのエミュレータを動かすのがお手軽とは思いましたが、やはりIBMホストはリモートにあったほうがなんとなくいいかなーと考え、HerculesはLinuxで動かし、3270端末やRJE端末はWindowsで、という構成で行くことにしました。

今日は、HerculesはVTAM、JES2、TSO等を起動するところまでを構成。3270端末は複数台、3505カード読み取り機は1台定義し、wc3270でアクセス可能、ジョブをサブミットして読み込み可能であることも確認。TSOのREADYプロンプトは懐かしかったなー。


こればかりやっているわけにはいかないので明日は別なことをやろうと思っていますが、Herculesでどこまで何ができるのか、楽しみです。