介護帰省 2日目 (2016.03.20)

朝、母の施設に寄って顔を見せてから東京に戻ります。今回も最初は一般道。高速はつまらない。もう飽きました。米沢を過ぎて喜多方に向かい、道の駅 喜多の郷で最初の休憩。

前から気になっていたラーメンバーガーに挑戦。3パターンくらいあったと思いますが、標準版を頼みました。JAF 割引で 315円也。最初、おお、315円なのに丁寧にお手拭きまで付いているよ、素晴らしい、と思ったのですが、違います。お手拭きは必須のアイティムということを食べ始めてから気がつきました。そう、手が油で汚れるのです。外を覆っているパンではなく麺がなかなか噛み切れず、格闘している間に手がべたべたギトギトになるのです。したがって、食べ始める前にお手拭きを出しておいていつでも使えるようにセットしておく必要があることがわかりました。私は車の中で食べ始め、お手拭きの重要性に気が付いたのはすでにかぶりついた後。べたべたな手でお手拭きの準備をするのがまた大変。チャーシュー、ネギ、メンマ、ナルト等、各パーツはおいしいのですが、麺と全体の一体感が微妙。値段が安いのでそれなり、と言えばそれまでですが、もう一工夫、頑張ってほしいものです。

そのあとはひたすら福島県を通り抜け、栃木県を目指します。今日の目標は鬼怒川上流のダム。そして今日中に自宅に帰らなければなりません。次回もパスした塔のへつりも今回もパス。そのうち、立ち寄ることができる日がくることでしょう。

栃木県の日光市に入り、まずは湯西川ダム。最初、ダム事務所の看板は見たのですがこれは違うかな、と思いそのまま通り過ぎましたが、しばらくたってもそれらしき場所が出てこないのでUターンをして先ほどパスした看板を曲がると、予想以上に大きな駐車場が現れました。ダムの説明館(?)はものすごく小さいのですが、その隣にあるダム管理事務所のトイレ入り口にあるインターホーンで呼び出すと、にこやかな顔のおじさんがダムカードを持ってきてくれました。インターホーンで呼ばれるたびにダムカードを持ってくるのですから大変なはず。申し訳ない、と思いながらダムカードをいただきました。

ダムは白っぽい重力式ダム。比較的新しいダムです。女性的な感じがします。

次は川治ダム。ここはうって変わって男性的なアーチ式ダム。通常はダムの近くにある資料館でダムカードをもらえるはずですが、この季節はまだ閉館。ダム横にある管理事務所でまたインターホーンで呼び出してダムカードをもらいます。ただ、ここは事務所の駐車場まで車を寄せることができません。入り口が閉まっているからです。インターホーンで呼び出すと、事務所2Fからさきほどと同様ににこやかなオジサンが走ってダムカードを持ってきてくれました。恐縮です。日に、何度もここを往復しているのでしょう。


さて、次は川俣ダム。ここは先の2つのダムが比較的近くにあるのに対して、ここからかなり離れた場所にあります。車で1時間くらい、山道を走るでしょうか。最初は川俣ダムをパスしようと思っていたのですが、せっかくここまで来たのですから、ということで、川俣ダムに向かうことにしました。

途中、山道ではすれ違うのもやっとという道もあり、気が来るに行ってみよう、という場所ではありません。本当に山の中にあるダムです。かつ、ダムの横まで車で行くことが出来ません。ジャリの駐車場があり、そこに車を停めて、遊歩道を通ってダムまで降りていきます。しかしこの時期、遊歩道はクローズされています。


ではどうするのかというと、ダムに降りていくダム管理専用トンネルの入り口にあるインターホーンで電話せよ、と書いています。

しかし、電話に誰も出ません。仕方ないので自分の携帯で直接、ダム事務所に電話しても誰も出ません。駐車場にも私以外に誰もいません。時間も遅くなっていますので、どうしようかなぁ、せっかくここまで山道を走ってきたのに何もなしで戻るのはつらいなぁ、と考えながらしばらく車の中で待機。じゃ、あと1回呼び出して出なかったら帰ろう、と思い、トンネルの入り口でインターホーンで呼ぶ出すと出てくれました。車で来ていますよね?と言うのでそうです、と応えると、じゃあ、そのままトンネルで降りてきてください、とのこと。ほうそうか。まさかトンネルを登ってカードを持ってきてくれるわけではないとは思っていましたが、ラッキーです。曲がりくねり、2台がすれ違うことができるのかどうかという幅のトンネルをゆっくりと降りていきトンネルを抜けると、ダム事務所が出てきました。再び、ダム事務所のインターホーンで呼び出すと、ダムカードを持ってきてくれました。それも満面の笑顔で。本当はダムを少し見学したかったのですが、本当は来てはいけないとこに来ているという意識が働き、ダムの写真を撮っただけで再び、トンネルを車で戻り、先ほどの駐車場に戻りました。

ダム自身はきれいなアーチ式ダム。周囲の山に囲まれ、美しいこと、この上なし。ただ、寒い・・・。ダムからさらに上にある瀬戸合見晴茶屋からは、ダム湖、ダム、そしてダムの前面にある渡らっしゃい橋を望むことができます。

さて、最後は帰り道にある五十里ダム。ここは2回目。今回もギリでの入館でしたので、早々に敷地外へ退去です。日光方面(左)に折れてトンネルを抜けるとすぐに左手に展望台があるので、そこに車を入れて写真撮影。


後は日光自動車道の今市ICから高速に入り、東北道圏央道と来た時とは逆の道をたどって自宅に到着です。