こども劇場

次男と娘が通っている小学校の学芸会がありました。演劇と美術品展示を1年交代で行います。今年は演劇。やはり演劇のほうが盛り上がりますし、力が入ります。長男も次男も6年生の時は演劇。娘も4年後の6年生で演劇となるのですが、小学校の合併で来年からはどうなるのかわかりません。できれば、最後の6年生は演劇で締めてもらいたいと思っています。

さて、今の小学校名では今回が最後の学芸会となるため、最後の演目である6年生(次男)の劇のあと、エンディングとして6年生がそのまま合唱となりました。そのピアノ演奏を次男が担当。演劇の間も交代交代で誰かがピアノを弾くのですが、観客の目は舞台のほうに注がれていますのでピアノ演奏は目立ちません。でも、最後の合唱はやはり目立ちます。次男よりもはるかにピアノが上手な人は何人かいるのですが、演劇の流れやこれまでの他イベントでの担当状況から、次男がやることになったようです。

次男はシャイなので自分からお願いすることが大嫌い。本人は嫌だ嫌だと言っていましたが、次男のピアノの先生の全面協力をもらい、1週間前から特訓につぐ特訓。おそらく次男も自信はなかったと思います。練習では一回も成功していなかったと聞いています。そもそも自宅で弾くときは次男はヘッドホンをするので、家族は誰も、一度も聞いたことがありません。でも、本番では完璧に弾いてくれました。こっそり見に来てくれていたピアノの先生も泣いていたと聞いていますし、終わった後、次男の多くの友達のお母さんたちから「良かった!」と言っていただき、ほっとしました。本人も自信になったと思います。別にピアノの演奏家になるくらいのレベルになってほしいと思っているわけではなく、大きくなってからピアノをやっていたことで何かプラスになってくれればいい、というくらいの想いでピアノを続けさせていますが、中学になっても続けてほしいと思っています。