ちょっとしたいい話

たまにはこういういい話もあります。
夕方、散歩の途中、駅前に見慣れぬ屋台が2つ。そのうちの一つがリル・オービッツ

といっても、この名前を知っていたわけではなく、後から調べてわかりました。この屋台をじっと見ていたら、オジサンが、一つ試食して、と1コ、差し出しました。美味しかったので1つ買おうと思ったのですが、日頃、使っていなかったウエストバックしか持っておらず、確かどっかに小銭を仕込んでいたはず、とゴソゴソ、探っていたら、オジサンが、「いいよ、(一箱)持って行きなよ」。

「えっ、それはまずいですよ。いくらなんでも一箱なんて。」と遠慮していると、「いいよ、次、来た時に買ってくれればいいよ。」と引かない。「どれがいい?」と言うので、「申し訳ないので、一番安いプレーンでいいですよ」と、400円のプレーンを一箱いただきました。話をすると、今日、初めてここに屋台を出したそうです。初めてなので持って行ってくれたらありがたい、とのこと。ただ、次、ここに来るのはいつかなぁ、ということなので、自分では屋台を出す場所は決められないようです。

熱々をいただいたので、急いで自宅に帰って家族で食べました。2コ/人。ドーナッツも量が多いとあきちゃうので、これくらいがいいかもね。