今シーズン最初の雪遊び

今日は舞子スノーリゾートにスキーではなく、雪遊び+そり遊びに行ってきました。毎年、子供たちにちゃんとスキーをさせてあげなくちゃなぁ、と思いながらもなかなか重い腰を上げることができませんでした。スキーの場合、ウエアを揃えなければならない、そこまで連れて行かなければならない、そしてスキーを借りなければならない (さすがにスキーを買い揃えることは保管場所などを考えると無理)、そしてスキーを教えなければならない、というクリアすべきことがたくさんあります。かつ、我が家の家族構成と子供の年齢と数を考えると悩ましいことが数多くあります。たとえば (ゴンドラはいいけれど) リフトに乗せる場合、子供は3人、親は2人なので、クアッド等に乗るとしても1人の親が2人の子供の面倒を見ないといけません。ペアリフトの場合は1人余ります。最低でも子供1人が親の手をかけずにできるようになっていないと大変。かといってゴンドラで上まで上がってしまうと、これもやはり最低でも1人くらいは自力で降りてこれないと難しい。かつ、妻の実力値も不安要素。数はこなしているようですが、今までの経験からすると、経験と実力が比例していないことが多いので戦力としてカウントしていいのかまったく不明。
などなど、関門は多々あるのですが、長男ももう小5となり、このままずるずる行ってしまうのもかわいそうですし、考えていても仕方ない。ということで、元日の午後にウエアだけでも揃えました。もっとも、私の30年前のものもまだ使えますし(私も25年くらい、スキーをしていない)、子供も幼稚園の行事で長野等に行ってますからまったくウエアが無いわけではありません。妥協できるところは持っているもので妥協しましたが、それでもかなりの出費。ただ、着るものが揃うと最初のハードルがクリアされたわけで、後は私が運転すればスキー場まで連れて行くことができます。後は、どういう順番で教え込んでいけばいいか、ということになります。
舞子スノーリゾートを選んだのは、高速を降りてすぐ近く、というロケーションからの理由でした (湯沢中里も考えましたが、高速を降りてちょっととはいえ、下道を走る距離が舞子よりも長いので今回は却下)。後で考えると、舞子スノーリゾートの選択は正解だったと思います。というのは、昨年末からの寒波で雪が降り止まず、4日も結構な雪。高速を降りてすぐのスキー場という選択はよかったと思います。関越自動車道も当然ながらチェーン規制がしかれていました。ただ、私が知っているチェーン規制は形だけで、単にやってますよ、というだけでチェックをされたことは過去、一度もありません (年末年始の帰省で山形に行くときにはほとんどいつもチェーン規制です)。ところが今回は、実際に高速道路上に道路公団の人(?)が立ちはだかり、1台1台、チェックしていました。そうか、これが本当のチェーン規制か、などと思いながらスタッドレスの私は通過したわけですが、関越のチェーン規制というのはこれが普通なのでしょうか。もっとも、規制があろうとなかろうと冬の関越をチェーン付き、もしくはスタッドレス以外で走るのは命知らず、かつ、いい迷惑のはず。特に今年の年末年始は雪が多いというのは周知の事実だと思うのですが、結構、チェックにひっかかりPAへ移動していました (移動してどうするんだろう?そもそもそういう人はチェーンなど持っていないはず。PAでチェーンを売っているのかな?もっとも関越トンネルでは逆に金属チェーンをはずさないといけないので、現実的にはスタッドレスでないと難しいかな?そもそも私も、金属チェーンを練習で付けた経験はありますが、実践では皆無。したがって、12月になると、雪道を走る予定の有無に関わらずスタッドレスに履き替えます)。
さて、関越トンネルを過ぎると雪はますます多くなってきました。ただ、視界がさえぎられるほどの雪ではないし、路面もまだ見えていましたので、なんとか塩沢石打ICまで無事にたどり着くことができました。子供たちはわーい、たくさんの雪だ、と大喜びでしたが、ハンドルを握っている私は気は気ではありませんでした。
自宅の出発が5時半とやや遅れたため到着は9時頃かなぁ、等と思いながら運転していましたが、到着は10時半。おそらく夏であれば3時間弱での到着だと思いますが、今回は途中、数回の渋滞と雪による速度制限、および私自身の自制のため、5時間かかってしまいました。それでも今日は実際はスキーをやるのではなく、雪に慣れる (私は雪道運転、子供は雪に慣れ、かつ雪で遊ぶ) が目的なので、ほどほどにやって帰ればいいというお気楽モード。したがってそんな焦りはありません。逆に子供はたくさんの雪、それもパウダースノーに大喜びで、4日という選択は結果的にはそれはそれでよかったかなと思いました。
さて、到着が遅れたのでいきなり昼食。レストランは11:00オープンなので誰もいません (皆、ガンガン滑っているはず)。 スキー場のレストランに慣れていない子供を3人も連れていると普通は悲惨なことになるのですが、幸いにもそれも回避できました。
食事の後は雪で遊ぶだけ。舞子では日帰りスキーセンター2Fを出てすぐにスノーエスカレータ付きのそり遊びをする場所があり、その上に雪だるまを作ったりかまくらを作ったりできる場所があります。今日はここでの雪遊び。1人500円は高いような気もしますが、他のスキー場もこんな金額なので仕方ありません。家族全員のスキーをレンタルしてリフト料金を支払うとものすごい金額になるので、それに比べたら安いもの(スキーはとにかくお金がかかります)。軽い粉雪がずっと降り続き、したがって雪だるまは作ることができませんでしたが、雪をかきわけて歩いたり (すべて粉雪なので軽く歩くことができました)、そりも十分に楽しむことができたので子供は満足した模様。


本当はもっと遊びたかったようですが、私は帰りの高速が心配だったので3時で切り上げで帰宅。帰りは行きほど雪は降らず、かつ除雪もしっかりしたためか行きよりもずっと運転がしやすかったです。ただ、それも明るい間の運転だったからで、暗い中での雪道は路面が見にくくなり、かつアイスバーンになりスリップしやすくなるので、やはり明るい間に帰るべきでしょう。自宅に到着したのは7時近くでしたので、そこそこ時間はかかりました。
とりあえず今シーズン第1回目の雪遊びは無事終了。できれば今シーズンはもう2〜3回、行ってみたいですね。お金の心配はありますが、子供にとっては今が大切、と割り切るしかありません。
さて、教訓。お金はかかるにしても1泊してのスキーが時間的にも体力的にもいいとは思うのですが、雪に慣れていない子供は雪で濡れることにあまり抵抗がない、というか、後のことは考えないので、数時間の雪遊びでも手袋、そして靴下がびしょびしょになりました。靴下は2足重ねではかせたり、予備の靴下も大量に持って行ったのですが (子供用のスキー用靴下はなぜか大量にあった)、翌日は大量の洗濯物を干すことになりました。泊りがけの場合、もちろん泊まったところで干すことはできるのですが、靴下以外を完全にからっと乾かすのは難しいことは雪国育ちでスキーにも何度も行っている私は理解しています。ということは、泊まっても翌日は、(子供たちは) ちょっと湿った手袋や靴を履くことになる可能性大。だんだん雪の扱いも慣れてくるとは思うのですが、やはりしばらくは日帰りがいいかなぁ、と思っています。運転手である私は体力勝負ですが、それもまぁ、仕方ないかなぁ。