息子の小学校の学習発表会

今日は長男と二男の小学校の学習発表会。昔で言うところの学芸会。このやり方が一般的なのかどうかわかりませんが、音楽系と美術系の内容を一年おきにやっているようです。ただ、やはり盛り上がるのは音楽系。私の時代の学芸会がどうだったのかという記憶が全くありませんが、おそらく壇上で全員並んで歌や劇をやっていたのではないかと思います。うちの息子たちの小学校も基本はそうなのですが、歌や劇というよりは、ミュージカルですね。歌や劇とどういう違いがあるのか?言い方を変えただけでは?と言われると思うのですが、いや、確かにミュージカルなのです。

低中学年くらいまでは、まぁ、こんなもんだろう、という予想の範囲ですが、高学年、特に6年生になると学芸会レベルではなく、(小学生としては) 外でやってもまったく恥ずかしく内容。正直、感動ものです。この手のものは、やるほうもどうしても照れが入る演技となってしまいますが、まるでそういうものは無し。会場内は私語などまったくなくなり、壇上の演技に引き込まれてしまっていました。

6年生の演目が始まる前、幕の後ろに全員揃っていたのでしょう。先生から「(よく聞こえなかったので違う表現とは思いますが)気合い入れてやれよ!」みたいな激が飛び、それに対して生徒が「おー!」のように応え始まりました。そして演目が終わり、幕が下りると今度は、おそらく先生からよくやった、みたいな声がかかったのでしょう。生徒みんなで「バンザイ、バンザイ」。幕は下りているので観客からは見えないのですが、そのバンザイに対しても観客から大きな拍手。そしてすでに発表会は終了しているので観客が帰り始めた時に幕があくと、後片付けのために舞台にいた生徒に対してまた観客から大きな拍手。6年生にとっては、小学校の大きな想い出になったと思います (私のように、学芸会で何やったんだっけ?ということはおそらく無いと思います)。

小学校なので授業をつぶして、というのは難しいとは思うのですが、今回の発表会で終わらせるのではなく、地域での発表会や (無理とは思いますが) 3.11 の被災地域への慰問等、可能な範囲でやっていただければ、生徒にもいい経験になるのではないかと思います。それだけの内容(質)だったと思いました。2年後、長男が6年生の時、そして4年後、二男が6年生の時、どんなものをやるのか楽しみです。